JICA中部と協働で提供している開発教育・国際理解教育の実践型指導者研修、2019年度第2回に実施したプログラムです。

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【ねらい】
・開発教育の中心テーマである「人権」と「環境」について、参加型で学びあう流れを体験する。
・「〇〇についての教育」から「〇〇のための教育」へシフトし、気づきを行動へとつなぐ
必要性を共有する。
・「学んだ側の態度と行動が変わる」という最終目標を確認し、人の行動変容を支える
参加型の方法論を学ぶ。
【対象】 東海4県の教師・NPO関係者等 約40人
【実施日時】 2019.7.20(土) 13:00〜17:23、7.21(日) 10:00〜15:08
【場所】 なごや地球ひろば2階 セミナールーム
【プログラム内容】
[1日目]
◆セッション1:研修オリエンテーションとアイスブレーキング
1)主催者挨拶
2)第1回のふりかえり、第2回のねらいの確認
3)アイスブレーキング「わたしは誰でしょう?」〜質問と貢献
4)アイスブレーキング 「素敵なハート」、グループ作り
5)自己紹介、第1回ふりかえり
◆セッション2:「知り、考え、気づく」 人権
1)参加型人権教育の目的
2)人権って何だろう? …人権について知る
-1.自分らしく十分に幸せに「わたし」を生きるために必要なもの
-2.グローバル・スタンダード「世界人権宣言」と、わたしにとって大切な権利!?
3)人権侵害はどこにある? …人権侵害について知る
-1.グループ替え、自己紹介
-2.「人権意識」と「人権の学力」
-3.わたしにとって大切な権利とあなたにとって大切な権利 〜もしも私があなたなら
-4.人権侵害はどこにある?
◆セッション3:「気づき、考え、行動する」 人権
1)人権が守られないのはなぜだろう?差別はなぜ続くのだろう …原因を考える
-1.グループ替え、自己紹介「お似合いのイニシャル」
-2.『住むを避ける 外国人』ロールプレイと三段論法の落とし穴 〜偏見と差別
-3.啓発ポスターから考える人権侵害の背景 〜構造的暴力と文化的暴力
-4.名刺交換会 〜脱学習とよいモデルの習熟
2)人権尊重社会とはどのような社会かを考える
3)1日目のふりかえり
[2日目]
◆セッション4:“環境についての教育”から“環境のための教育” へ
1)朝のウォーミングアップ
2)1日目のふりかえり、自己紹介
3)地球環境クイズ!
4)環境問題!どんな問題?どうして問題?
5)「続かない環境」を「続く環境」へシフトするための4つのポイント
6)グループ替え
◆セッション5:行動主義の教育=価値観の教育
1)人権と環境が共に守られる持続可能な○○をデザインしよう!
2)グループ替え、自己紹介
3)「持続可能なよりよい社会を創る」とはわたしが何をすることか!?
4)人権と環境のための参加型教育、第2回のふりかえり
5)事務連絡
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◇JICA中部ウェブサイト:http://bit.ly/Ou9hbh
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