三重県環境学習情報センター主催、
ファシリテーター養成コース第2回のプログラムです。
私たちの社会が抱える課題を知り、普段の生活との関係と
課題を生み出す構造にフォーカスし、実際に起きている問題を
体験を通して理解する内容です。

--------------------------------
【ねらい】
■ファシリテーター養成講座 全3回ねらい
・地域や学校、職場で参加体験型の学習をコーディネートし、ESDの考え方を
広める担い手を養成する
・持続可能な開発のための原則をおさえ、環境学習に取り組む目的を確認する
・流れのあるプログラムを体験し、手法やファシリテーションについて学ぶ
・プログラム作りのプロセスを学び、環境学習のビジョンを達成するプログラムを作る
■第2回ねらい
・持続可能な環境についてエネルギーのあり方を通して学ぶ
・グローバル経済と私たちのくらしのつながりに気づき、その構造を理解する
【対象】 一般10名
【実施日時】 2016.2.21(日) 10:00〜16:00
【場所】 津市勤労者福祉センター(サン・ワーク津)
【プログラム内容】
◆セッション0:第1回のふりかえり
・学びのルール確認
・今日意識して取り組むこと
◆セッション1:エネルギー〜考える持続可能な暮らし〜
1)アイスブレイク 「りんごを褒めよう」
2)自己紹介 「インタビューで自己紹介」
3)エネルギーにはどんなものがある?
-1.全体で思いつくものを出し合う
-2.このうち、枯渇エネルギーはどれ?
4)エネルギーランキング
・今使われている主なエネルギーを7つ選び、環境に負荷を与える割合が
少ない順にランキング
5)エネルギークイズ
・答え合わせをしながら、周辺の課題を学ぶ
6)「持続可能な環境を守るためのエネルギーのあり方」のポイントを考える
◆セッション2:グローバル経済と私たちの暮らし
1)プレワーク「記憶と繋がる手」
2)自己紹介 「名刺で自己紹介」
3)世界と私たちの暮らしのつながりを考える
-1.私たちの生活と○○
・パーム油とは(原材料/生産地/プランテーションの実態/パーム油が使われる理由)
・油ヤシ農園開発についての関係者会議<ロールプレイ>
・パーム油プランテーションで起こっていること
・ブックトーク『ゾウの森とポテトチップス』
-2.課題をさぐる
・パーム油をめぐる問題を4つの視点「環境/人権」「生産国/私たちの
ライフスタイル」で整理<二次元軸表>
・インドネシアやマレーシアからパーム油以外に私たちが得ているものは?
・プランテーションの歴史、現実、これから
・今、私たちができるプラスのアクション
◆ふりかえり
・感想共有
・「今日意識して取り組むこと」ふりかえり
--------------------------------
◇講座の様子を、三重県環境学習情報センターのブログ
「センター通信」にて紹介していただいています。
併せてご覧ください。
記事URL:http://eco-mie.sblo.jp/article/174187868.html
【ワークショップファシリテートの最新記事】