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2014年03月17日

フレンドシップ教材活用プロジェクト in 小幡小学校

私たちに何ができるだろうか…途上国と日本

愛知県国際交流協会(AIA)と連携して進めている
フレンドシップ教材』の活用プロジェクト。
昨年度に引き続き、年度を通して国際理解教育プログラムを行っている
名古屋市立小幡小学校にて、全14時間の中の10〜12時間目をNIEDが担当し、
フィリピンとガーナの教材を使ってワークショップを行いました。
テーマは途上国と私たちのつながり。ワークを通じて、私たちにできることを
考えていきました。

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【ねらい】
・ガーナのカカオ生産、フィリピンのバナナ生産の現状から、途上国と
 日本とのつながりに課題が潜んでいることを知る。
・途上国の課題を解決するためのヒントとして、途上国と自分たちとの
 つながりを考えることの重要性を確認する。

【対象】 名古屋市立小幡小学校 6年1組・2組・3組

【実施日時】 2014.2.27(木) 9:45〜12:25

【場所】 同校 6年1組・2組・3組各教室

【プログラム内容】
1)ファシリテーター紹介、アイスブレイク
・これまでの国際理解教育プログラムのふりかえり
2)フィリピンのバナナ生産とガーナのカカオ生産の状況を知ろう
・フィリピングループとガーナグループに分かれて、バナナとチョコレートが
  どのような道のりを経て私たちの手元に届くかを考える
  ◆使用教材…ガーナ第3章P.25,フィリピン第3章P.27
・答え合わせ、解説資料読み込み
・資料を読んで分かったこと、気づいたこと、驚いたことなど、
  誰かに伝えたいと思うことを模造紙にまとめる
  ◆使用教材…ガーナ第3章P.26〜28,フィリピン第3章P.28〜29
3)フィリピンのバナナ生産とガーナのカカオ生産の状況を伝えよう
・フィリピン・ガーナ合同グループを作り、2)でまとめた模造紙の内容を
  お互いに伝え合う
4)フィリピンのバナナ生産とガーナのカカオ生産の状況を考えよう
・最初のグループに戻り、生産地で何が起きているか、また、
  バナナ生産とカカオ生産の共通点は何かを話し合う。
・消費者である私たちにできることはあるのかをを考える。
・フェアトレードについての資料読み込み。
・グループで感想を話し合う。
  ◆使用教材…ガーナ3章P.29・30,フィリピン3章P.33,ほか
5)ふりかえり
・もういちど自分たちにできることを考える。
・全体発表、感想を出し合う。
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愛知県国際交流協会「国際理解教育教材」ウェブサイト
→http://www2.aia.pref.aichi.jp/koryu/j/kyouzai/kyouzai.html