貧困問題のしくみを探ろう
愛知県で国際理解教育を実践する5団体による協働セミナー
「国際理解教育セミナーinなごや」。NIEDが担当した
3コマのうちの2つ目は、貧困をテーマにしたプログラムです。
貧困問題は世界の課題のひとつですが、困っている人に寄付をすれば
済む問題ではありません。人々がどんな力を奪われているかを考え、
貧困の仕組みを探りながら、問題解決のための糸口を探していきました。

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【ねらい】
・貧困のしくみを探り、問題解決の糸口をみつけることができる
【対象】 一般 17人
【実施日時】 2014.1.25(土) 10:00〜12:00
【場所】 JICA中部 なごや地球ひろば セミナールームB1・2
【プログラム内容】
1)始めのあいさつ
2)アイスブレイク「4つのコーナー」
3)貧困のイメージ出し
・ニカラグアの女の子ノーリンにおいて「貧困だと思うところ」
「貧困ではないと思うところ」を出す<対比表>
・ノーリンの資料を配り、書き出した対比表に当てはまることを見つける
・グループで話し合い、対比表にまとめる。
・全体で共有した後、気づきの交流
・絶対的貧困・相対的貧困について説明
4)貧困の因果関係を考える
・「貧困の輪」カードと付箋を使って、貧困要因を掘り下げながら
模造紙にまとめる<因果関係図>
・各自の成果物を見せながらグループで交流
・グループ交流での気づきの発表
5)貧困解消のシナリオ
・グループで貧困解消のための方法をについてフリートーク
・話し合いの成果をまとめて発表
・感想や思いの共有
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◇国際理解教育セミナーinなごや2013
詳細(パンフレット)はこちら
http://www.nangoc.org/information/kokuri2014.pdf