2021年11月5日(金)、11月12日(金)実施
■労働災害バーチャルリアリティー体験教育■
〜臼杵造船事業協同組合・旭洋造船株式会社協力会〜
日本財団助成事業「労働災害バーチャルリアリティー体験教育」が
11月5日(金) 臼杵会場で臼杵造船事業協同組合向けに66名、
11月12日(金)下関会場で旭洋造船株式会社協力会向けに29名で開催されました。
臼杵会場では開催にあたり、株式会社臼杵造船所 造船本部長 緒方洋典様、
臼杵造船事業協同組合理事長 下松一也様より開会のご挨拶がありました。
下関会場では旭洋造船株式会社 総務部 安全衛生課長 山縣栄治様より
開会のご挨拶がありました。
受講生はVRゴーグルを装着し、造船現場での
「垂直はしごからの墜落・転落災害」、「吊り荷に、はさまれ・巻き込まれ災害」
及び建設現場の「足場からの墜落・転落災害」について
バーチャル映像による疑似体験をしました。
《 臼杵会場 》
講師より、その映像内容の注意するべき点について解説があり、
より理解を深めました。
また受講生に持参して頂いた防じんマスクと安全帯の点検を行い
結果内容の報告とその取り扱い方法について説明を受けました。
●●●●●●●●保護具の体験教育●●●●●●●●
各保護具メーカーのご協力もいただき、各種保護具の役割、使い方、点検方法など、
作業環境を想定し実験を行い、その場で体験し保護具に関しての知識も高めます。
◆保護めがねと聴覚保護具(防音保護具)の有効性◆
高速飛来物を想定しエア・ソフトガン耐衝撃性の実験です。
防音保護具の正しい装着方法を学びます。
◆保護帽の種類と構造の説明◆
保護帽の種類と構造を知り、作業にあった保護帽を選択しましょう!
◆防じんマスクの正しい装着/電動ファン付き呼吸用保護具の有効性◆
溶接ヒュームや研磨の粉じんを吸ってしまうとじん肺になる可能性がある為、
防じんマスクをきちんと装着する必要があります。
◆熱中症予防指導と個人用冷却器の注意事項◆
熱中症の正しい知識や対策・対処法を学び、安全に作業しましょう。
各種保護具にも交換目安があるので、
作業中に起こる衝撃・使用頻度・使用環境により
安全性の見直しを行い適時に交換をしましょう!
すべてを受講された皆様には労働災害撲滅のために
この体験教育で得たことを職場に戻り同僚や部下の方々等へ
伝えて欲しいとのお願いをして体験教育を終えました。
皆様、お疲れ様でした