2020年11月20日(金)実施
■労働災害バーチャルリアリティー体験教育■
〜住友重機械造船協同組合〜
11月20日、「労働災害バーチャルリアリティー体験教育」が、
住友重機械マリンエンジニアリング(株)横須賀造船所で
住友重機械造船協同組合向けに開催され24名が参加しました。
検温、インストラクターのフェイスシールドや受講者のマスク着用を徹底し、
新型コロナウィルス感染症対策を行っています。
日造協会長 河西良二氏(住友重機械造船協同組合理事長)より
ご挨拶をいただきスタートです。
◆低圧電気感電危険体感◆
感電のメカニズムと人体に及ぼす影響について学びます。
微弱な電気で感電し、身体が乾燥した状態と、
濡れた状態での電気の流れる量の違いを体感します。
◆酸欠と換気実験◆
この実験では、船倉内等、風通しの悪い場所での
炭酸ガスアーク溶接を行う場合、
どんな危険が潜んでいるか学んでもらいます。
換気が適切にできていない作業環境で作業を続けていると、
ガス中毒や酸欠を起こし死に至る場合があります。
◆VR体験(高所危険体験)◆
高所危険体験として、墜落災害をVRで体験し、高所作業時の注意点を学びます。
●●●●●●●●保護具の体験教育●●●●●●●●
各保護具メーカーのご協力もいただき、保護具の体験、
特性などの説明を受け保護具に関しての知識も高めます。
■防じんマスクの正しい装着/電動ファン付き呼吸用保護具の有効性
溶接ヒュームや研磨の粉じんを吸ってしまうとじん肺になる可能性がある為、
防じんマスクをきちんと装着する必要があります。
■墜落制止用器具(安全帯)の点検
受講者の墜落制止用器具を当日点検し、
結果報告に伴い注意事項、使用方法の解説がされました。
■耐切創手袋の耐切創性能を実験
軍手と耐切創手袋をローリングカッターで切り比べてみます。
各種保護具にも交換目安があるので、
使用頻度・使用環境を考慮し適時に交換をしましょう。
皆様、お疲れ様でした