2020年11月12日(木)実施
■労働災害バーチャルリアリティー体験教育■
〜福岡造船株式会社長崎協力会〜
11月12日、「労働災害バーチャルリアリティー体験教育」が、福岡造船(株)長崎工場で福岡造船(株)長崎協力会向けに開催され63名が参加しました。
検温、インストラクターのフェイスシールドや受講者のマスク着用を徹底し、
新型コロナウィルス感染症対策を行っています。
福岡造船(株)長崎工場 安全衛生部の菊原隆平氏、
福岡造船(株)長崎協力会 木下康彦副会長より
ご挨拶をいただきスタートです。
◆レバーブロック激突体感◆
レバーブロックを使用して肌合わせをする時に、溶接したピースフックが外れて
作業者に激突し負傷することを想定して体感してもらいます。
最低限、先端部分は角巻き溶接を行い
ピースに偏荷重がかからないようにしてください。
◆爆発実験◆
この実験では、切断・加熱などにおいて、プロパンガスの漏れや、
加熱中の失火、着火不良により起こる爆発再現を再現します。
◆VR体験(高所危険体験)◆
高所危険体験として、墜落災害をVRで体験し、高所作業時の注意点を学びます。
●●●●●●●●保護具の体験教育●●●●●●●●
各保護具メーカーのご協力もいただき、保護具の体験、
特性などの説明を受け保護具に関しての知識も高めます。
■防じんマスクの正しい装着/電動ファン付き呼吸用保護具の有効性
溶接ヒュームや研磨の粉じんを吸ってしまうとじん肺になる可能性がある為、
防じんマスクをきちんと装着する必要があります。
■墜落制止用器具(安全帯)の点検
受講者の墜落制止用器具を当日点検し、
結果報告に伴い注意事項、使用方法の解説がされました。
■保護めがねと防音保護具の有効性
高速飛来物を想定しエア・ソフトガン耐衝撃性の実験です。
■耐切創手袋の耐切創性能を実験
軍手と耐切創手袋をローリングカッターで切り比べてみます。
各種保護具にも交換目安があるので、
使用頻度・使用環境を考慮し適時に交換をしましょう!
皆様、お疲れ様でした