2019年11月26日(火)実施
■出張型労働災害リアル体験教育■
〜旭洋造船株式会社協力会〜
11月26日、「出張型労働災害リアル体験教育」が旭洋造船株式会社協力会で
行われました。
旭洋造船株式会社 総務部 安全衛生課 課長 山縣 栄治 氏より
ご挨拶をいただきスタートです。
◎綿生地100%と化学繊維生地100%の燃焼・火傷実験
◎低圧電気感電危険体感
微弱な電気で感電し、電気の特徴を理解してもらう為、身体が乾燥した状態と、
濡れた状態での電気の流れる量の違いを体感してもらいます。
◎炭酸ガスアーク溶接と酸欠に関わる危険実験
船内での溶接作業環境を再現した装置を使い、酸素濃度を計測。
ガスが排出され酸素濃度が上がりました!
換気が適切でない環境で作業を続けると、
ガス中毒や酸欠で死に至る危険性が潜んでいます。
十分な換気を心がけましょう。
◎高所危険体感
未固縛の足場板に乗り天秤になる体感
脚立に乗った際、50cmの高さでも頭の位置は2mを超え、
頭から落下すれば死に至ることもあります
◆◆◆◆保護具の体験教育◆◆◆◆
各保護具メーカーのご協力もいただき、
保護具の体験、特性などの説明をしていただきます。
■耐切創手袋の耐切創性能を実験
軍手と耐切創手袋をローリングカッターで切り比べてみます。
■フルハーネス型墜落制止用器具の利点
フルハーネス型のぶら下がり体験を行い、
身体にかかる衝撃が分散されることを体感します。
各種保護具にも交換目安があるので、
使用頻度・使用環境を考慮し適時に交換をしましょう。
今回、体感し学んだ経験を現場で
ぜひ活かしてください
皆様、お疲れ様でした