
2月28日、3月1日に東北ドック鉄工株式会社において、「東北造船関連業安全衛生サポート」事業の一環として「職長安全衛生責任者教育」が行われました。
*「東北造船関連業安全衛生サポート」事業は平成24年よりスタートし、日造協がこれまで日本財団の助成により蓄積した安全のノウハウや、ツールを使ったサービスの無償提供が主なサポート内容で、東日本大震災によって被害を受けた造船関連産業の災害防止の手助けとなることを目的としています。
1日目のカリキュラムは、
職長の役割/指導・教育の進め方/監督・指示の方法/作業手順の定め方/適正配置/リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスクの低減措置/設備の改善方法
指導・教育の進め方の章では、グループ毎に討議も行われました。
2日目のカリキュラムは、
リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスクの低減措置/設備の改善方法/作業方法の改善/安全衛生点検/異常時における措置/災害発生時における措置/災害事例研究の進め方/労働災害防止についての関心の保持及び労働者の創意工夫を引き出す方法/環境改善の方法と環境条件の保持
環境改善の方法と環境条件の保持の章の最後に、(株)重松製作所の今川氏による耳栓や防じんマスクの装着レクチャーが行われ、受講生のみなさんに体験をしていただきました。
出席されたみなさま、2日間お疲れ様でした。