2025年6月18日・25日実施
◇熱中症予防管理者講習会◇
〜豊橋会場(6/18)、大在会場(6/25)〜
本年度の安全指導事業として、「熱中症予防管理者講習」が6月に各地で
実施されました。労働環境における熱中症リスクの高まりを受け、
受講者たちは熱心に講習に参加し、知識と意識の向上が図られました。
6月18日には、株式会社新来島豊橋造船 本館会議室にて
同社従業員を対象に講習が実施され、34名が受講しました。
講師には、京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授であり、
日本スポーツ健康科学学会 学会長の坂手 誠治 氏を迎えました。
講義では、労働現場における熱中症の発生メカニズムや予防策について、
過去の調査データをもとに、科学的かつ丁寧な解説が行われました。
続いて、6月25日には、株式会社南日本造船 本社・大在工場 会議室にて、
南日本造船協力事業協同組合向けに2回にわたり講習が実施され、
合計65名が受講しました。
こちらの講師は、東京農業大学大学院 農学研究科 博士であり、
日本スポーツ健康科学学会 理事の齊藤 雄司 氏が務めました。
講業では、造船業界に特化したアンケート調査を踏まえ、
実務に即した具体的な熱中症対処法が紹介されました。
両会場では講習に併せて、熱中症対策用品の紹介も行われました。
電動ファン付き呼吸保護具(PAPR)や軽量マスク、パーソナルクーラーといった
最新の対策機器がサンプル展示され、その性能や有効性について
詳細な説明があり参加者の関心を集めました。
現場で働くすべての人々の健康と安全を守るため、
今後も熱中症予防の取り組みを推進してまいります。
皆様、お疲れ様でした![]()



