2025年4月19日実施
◆◇低圧電気取扱業務に係る特別教育◇◆
〜横須賀会場〜
2025年4月19日に、「低圧電気取扱業務に係る特別教育」が神奈川県横須賀市の住友重機械マリンエンジニアリング株式会社にて、住友重機械造船協同組合向けに開催され54名が受講しました。
講師は、長崎県立長崎高等技術専門校で副校長を務められ、長年にわたり電機・電子分野の職業訓練指導をされてきました佐野 福吉郎 氏をお迎えし、実績豊富な指導経験を生かした講義と実技の両面から指導が行われました。
講義では、感電災害の事例を交えながら、低圧電気の危険性や適切な対処法について、現場に即した具体的な説明がなされました。
実技では、低圧充電電路の停電・復電確認や、充電部が露出している開閉器の操作方法を体験し、受講者は緊張感を持って取り組み、安全に対する理解を深めました。
低圧の電気に関する基礎知識/低圧の電気設備に関する基礎知識/低圧用の安全作業用具に関する基礎知識/関係法令/低圧充電電路の停電・復電の確認 充電部が露出している開閉部の操作方法/低圧の活線作業及び活線近接作業の方法
低圧電気取扱業務は、安全衛生規則により「危険又は有害な業務」に指定されており、事業者は危険有害業務に労働者を従事させる場合、規定されたこの特別教育を実施しなければなりません。
近年、感電災害による死者数は、低圧電気による人数が高圧電気による人数を上回っています。その原因の一つに一般作業者が低圧電気を取り扱う機会が多く、高圧電気に比べ安易に取り扱われてしまう危険性が挙げられます。
日造協では今後も「危険又は有害な業務」従事者の労働災害防止に役立つよう専門講師による教育を実施してまいります。
後日、全課程を修了した受講者には
修了証が交付されました。
皆様、お疲れ様でした![]()



