2024年7月17日実施
◆◇低圧電気取扱業務に係る特別教育◇◆
〜佐世保会場〜
2024年7月17日に、日造協安全指導事業「低圧電気取扱業務に係る特別教育」が住重ME佐世保協力会向けに佐世保労働福祉センターで開催され71名が受講されました。
講師は、長崎県立長崎高等技術専門校で長きにわたり指導員として従事されていました佐野福吉郎氏をお迎えし、これまでの指導経験を活かした密度の高い講義となりました。
低圧電気取扱業務は、安全衛生規則により「危険又は有害な業務」に指定されており、事業者は危険有害業務に労働者を従事させる場合、規定されたこの特別教育を実施しなければなりません。
近年、感電災害による死者数は、低圧電気による人数が高圧電気による人数を上回っています。その原因の一つに一般作業者が低圧電気を取り扱う機会が多く、高圧電気に比べ安易に取り扱われてしまう危険性が挙げられました。
低圧の電気に関する基礎知識/低圧の電気設備に関する基礎知識/低圧用の安全作業用具に関する基礎知識/関係法令/低圧充電電路の停電・復電の確認 充電部が露出している開閉部の操作方法/低圧の活線作業及び活線近接作業の方法
実技では低圧充電電路の停電・復電の確認、充電部が露出している開閉器の操作方法について学び、最後に講義内容の理解度を確認するためのテストが行われました。
日造協では今後も「危険又は有害な業務」従事者の労働災害防止に
役立つよう専門講師による教育を実施してまいります。
後日、全課程を修了した受講者には
修了証が交付されました。
皆様、お疲れ様でした