2020年9月15日(火)実施
■労働災害バーチャルリアリティー体験教育■
〜函館どつく安全衛生協力会 函館会場〜
今年度から開始された新規事業「労働災害バーチャルリアリティー体験教育」が、
9月15日函館市の函館どつく(株)函館造船所で函館どつく安全衛生協力会向けに
開催され65名が参加しました。
新型コロナウィルス感染症対策として、検温、インストラクターのフェイスシールドや受講者のマスク着用を徹底しスタートです!
◆低圧電気感電危険体感◆
感電のメカニズムと人体に及ぼす影響について学びます。
微弱な電気で感電し、身体が乾燥した状態と、
濡れた状態での電気の流れる量の違いを体感します。
◆飛散実験◆
塗装や手入れの時におけるスプレーガンの取り扱い不良によって
起こる災害について学びます。
スプレーガンは、実験容器に取付けたニンジンが
えぐられてしまう程の勢いがあります。
取り扱いの際には、ガンを握らない方の手の位置に注意してください。
◆VR体験(高所危険体験)◆
高所危険体験として、墜落災害をVRで体験し、
高所作業時の注意点を学びます。
受講者は、まるで緊迫した現場に入り込んだかのような感覚になり
驚きの声を上げていました。
●●●●●●●●保護具の体験教育●●●●●●●●
各保護具メーカーのご協力もいただき、保護具の体験、
特性などの説明を受け保護具に関しての知識も高めます。
■墜落制止用器具(安全帯)の点検
受講者の墜落制止用器具を当日点検し、結果報告に伴い注意事項、
使用方法の解説がされました。
■防じんマスクの正しい装着と電動ファン付き呼吸用保護具の有効性
溶接ヒュームや研磨の粉じんを吸ってしまうとじん肺になる可能性がある為、
防じんマスクをきちんと装着する必要があります。
■保護めがねと防音保護具の有効性
振り向きざまにおきる眼の災害を再現します。
防音保護具の正しい装着方法を体験していただきます。
■耐切創手袋の耐切創性能を実験
軍手と耐切創手袋をローリングカッターで切り比べてみます。
各種保護具にも交換目安があるので、
使用頻度・使用環境を考慮し適時に交換をしましょう。
皆様、お疲れ様でした
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