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大型船では、入港できない港が多いのでは続き [2009年07月26日(Sun)]
喫水6.5mの船が入港可能な港湾は何港あるのか?
とりあえず、私の住んでいる青森県を見てみると。


↑青森港湾事務所のホームページ
まず、重要港湾である、青森港・八戸港・むつ小川原港の3港には、入港可能です。その他は、
七里長浜港は、○ 過去にふじ丸=喫水: 6.5mが入港しています。
大湊港は、○ かつて海洋地球観測船「みらい」=喫水: 6.9mが入港しています。
関根浜港 ○ 同じく現在の海洋地球観測船「みらい」の母港です。
合計6港です。

大型船では、入港できない港が多いのでは、 [2009年07月26日(Sun)]
コメントを頂きました!ありがとうございます!
Q.大型船を想定されていますがそうなると入港できる港も限定されると思いますがそのあたりはどう考えていますか?
(2009年07月24日(金) 00:05)のコメントから
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/318#comments

A.そうですね!大型船はある程度大きな港湾施設でなければ、接岸できなですね!
まず、災害医療支援船(病院船)の寸法は、
病院船第1案基本設計[2006年11月19日(日)]に書いています。
病院船の寸法
長さ:240m
国内の港湾施設(特に重要になる離島港)を考慮すると、150m級が適当かと思いますが、
アメリカの病院船コンフォートの全長:272.5 m総トン数:70,470トンも、それは緻密な・調査(リサーチ)と研究による設計値です。(かなり大きいですね)
これから設計・建造する船ですから、長期の運用をする船です、国内で大きすぎるかもしれませんが、将来をみて国際的に通用する船でなければなりません。
(日本は、道路幅が狭いので小型の自動車でよい。との考えではない発想です。)
喫水:6.5m
船の水中部分の深さが喫水です。喫水は重要です。余り深いと岸壁の水深により、入港できない港が、あります。喫水7m以下であれば、ある程度の港に入港できるのでは。
深さ:16.0m
陸上の建物の言うとこの高さです。この深さだと、内部に5層(5階建て)分が取れそうです。海面から出ている分を、外から見ると大体3階建てビルくらいの高さでしょう。

https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/53
では、この寸法の理由は、
病院船の寸法は、病院船の機能から、出てきた数字です。
[2007年02月11日(日)]のブログに書いています。
手術室=6室
検査装置=MRI診断装置・CT診断装置
ベット数=MAX 600床
HCU(High Care Unit)=20床
回復用ベット=20床
一般ベット+簡易ベット=360床
給食設備 1,500人の給食能力
汚物処理プラント
リネン設備
医療スタッフ居住スペース 300人
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/145

この機能を船舶の中に盛り込むと、上記の寸法になります。

ちなみに、
計画の病院船は、船長200mを超えていますから、法律上(海上交通安全法)の呼び名では、巨大船です。
海上交通安全法では、「用語の意義 巨大船 長さ二百メートル以上の船舶をいう。」
海上交通安全法

では、各船と離島港の現状はどうでしょうか!
7月22日の皆既日食の時の
日食観測ツアーの「にっぽん丸」の場合は奄美港には入港していますが、悪石島・諏訪之瀬島へは入港できないので、沖合いに停泊し水上タクシーで連絡しています。
http://www.knt.co.jp/eclipse/detail/tokara_tour/tokara_tour.html#bosyuu

小笠原の場合は、小笠原海運の「おがさわら丸」は、父島の二見港には入港できますが、母島の沖港には入港できません。
葛、勝丸の共勝丸は、父島の二見港・母島の沖港の両港に入港しています。

ウィキペディア(Wikipedia) 父島 より

りんく
小笠原観光協会HPhttp://www.ogasawaramura.com/
小笠原海運http://www.ogasawarakaiun.co.jp/index.html
共勝丸http://www1.odn.ne.jp/kyoshomaru/

さて、本題の大型船の入港できる港が限定されるですが!
一番の要件は、港の深さです。船舶の喫水(海面より下の部分=海中部分)の深さが、港の深さよりも深ければ入港できません。

Wikimedia より
<画像:http://150.48.245.51/seikabutsu/2004/00509/images/023.gif>
日本財団図書館より

入港のできる港湾ですが。まず、余裕で入港できる港は「重要港湾」の126港です。
重要港湾とは=Wikipedia
あとは、地方港ですが、地方港は、2005年度で951港だそうです、この内の何港に喫水6.5mの船が入港可能なのかは、調査中です。

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病院船が実現しない訳 [2009年07月13日(Mon)]
病院船の必要性・・・建造は、私が言う以前から、たくさんの人が必要性を訴えています。
しかし、未だに日本では、実現していません。(中国では実現しています)

実現しないのには、しない理由があるからです。

YAHOO知恵袋に、Q&Aが載っておりました。
詳しい内容は、↓リンクをクリック

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011841460

質問は、
1000人規模の病院船を建造し海自や海保で運用する事です。
常時は、誰もが行ける外来専門で港の病院感覚で運用し、有事には国内・国外問わず人道的支援活動が出来る船です。

回答は、
外来専門病院として機能するといっても港にいきなりそのような施設が出来れば、その地域の開業医は激減するでしょうね。それでもし有事になり、その船が出て行くとその地域は医療空白地帯になります。

有事ではどうかというと、局所的な問題だと周囲の地域で現在の日本ではカバーできます。もっと壊滅的な被害を受けると一隻や二隻ではとても対応できません。

唯一機能するとすれば、海外で医療設備が整っておらず、対応する疾患が、感染症が多い時などは、現地に急行して、大活躍する可能性があります。

と言う、Q&Aです。

私が回答しましょう!

まず、病院船の目的です!『国内・国外問わず人道的支援活動』です。
これは、何度も書いていますが、
船舶だから、地上のライフライン(電気・水道・道路)に影響を受けず、関係無く機能を発揮できるからです。
船舶が唯一輸送機関の中で自己完結(船内で生活ができる)だからです、海がつながっているかぎり、世界のどこの国にも移動できます。

※平常時、外来病院は、無理です。回答の通りです。
平常時は、健康診断・人間ドックを行い(一つ工程が一泊2日で完了する)
船に装備の高度医療機器と最先端の手術室を貸出し、医療過疎地域を廻ります。
もちろん、多数の医療チームを受け入れ、災害時の訓練も行います。

※災害地域に隣接する災害を受けていない地域からの医療チームの応援・非災害地域への患者さんの搬送は、当然行なわれるでしょう。ただ、それで十二分かと言うとそれだけではありません。災害弱者の方の収容と医療チームの活動ベースが必要です。
※病院船の収容人員は、一艘1,000人です。首都直下型地震の被害想定が余りにも大すぎて、2〜3艘の病院船では、屁の突っ張りにもならないと言う意見ですね。
たとえ、屁の突っ張りでも、2,000〜3,000人の命を救えるのですから、役に立つのです。

※海外での活動ですね。その通り大活躍です!日本が世界に誇れる国際貢献です。

※維持費ですが、基本の運営方法ですが、私の提唱している。ハードとソフトを分離する運営です。
病院船にたくさんの医療スッタフ(医師・看護師・医療技術者等)を常備しようするから無理なのです。
病院船は医療施設・機器を提供する。実際に医療を行なう、医療チーム・医療団体はその都度乗り込む方法です。この方法での必要な維持費は船舶の維持費と運航費だけです。

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電気推進 [2009年07月12日(Sun)]

↑ヤンマーのホームから出典
電気推進方式とは、直接エンジンの出力を推進軸に伝える方式では無く、エンジンで駆動する発電機で発電し電動機でプロペラを回転させる方式です。

この、電気推進方式のメリットは、
@従来、プロペラ・推進軸の直線上にエンジンを配置しないとレイアウトが、自由になります。
船内の配置が自由になり、船体内部が有効に使える。
「艨艟を訪ねて」にG/T電気推進が書いてあります

三菱重工技報2004年 第41巻 第6号 船舶・海洋特集 によると
ダイヤモンドプリンセス、サファイアプリンセスは、電気推進方式を採用して、
ガスタービンエンジンはデッキ16の煙突(ファンネル)に設置しているそうです。
312ページの図3に載っていました。

ガスタービンでは、実用化しているのですから、

あとは、使用するエンジンをガスタービンから、水素燃料電池に変えるだけです。
ハイブリット燃料電池 [2009年07月12日(Sun)]
私の提唱している、国際貢献船の推進方式も「ハイブリット燃料電池」です!

全速前進時は、フルパワーが必要ですから、水素燃料電池とNAS電池の両方から、
推進モーターへ電気を送ります。


定速(通常航行)時は、水素燃料電池の発電で余った電気を、NAS電池に充電します

医療活動時(停泊時)通常医療活動は停泊して行うのを想定しています。
航行中(船舶を動かしながら)の診療・治療は考えていません。
水素燃料電池の電気で、大型の医療機器(MRI・CTなど)を含む医療設備を作動させます。

この方式で、水素燃料電池は、船舶の航行(推進)用の給電と船内の医療機器用の給電の二つの用途を兼用できます。ロスウェイトが無いのです。
ハイブリット燃料電池 [2009年07月06日(Mon)]
ハイブリット燃料電池
「ハイブリット燃料電池」て、何ぁに?
の前に先日見たテレビ番組から

6月30日放送のNHK プロフェッショナル 仕事の流儀にホンダの水素燃料自動車が採り上げられていました。リンクもう一つ=すみきち&スタッフブログ
さらに、もう一つリンク=茂木健一郎 プロフェッショナル日記
水素燃料電池車は、水素を燃料として電力をつくり、地球温暖化ガスを排出しない乗り物です。

水素燃料電池車FCXの動作イメージがHONDAのホームページに出ています。
燃料電池+リチウムイオン(充電可能な電池=二次電池)の組み合わせ(コラボ)です。
燃料電池だけで、全パワーを賄うのでなく、
@発進や加速など大きなパワーが必要な時に、リチウムイオンバッテリーからの電気を駆動モーターに送り、燃料電池+リチウムイオン=フルパワー になります。
A通常走行時は、燃料電池だけの走行になります。
B減速時は、駆動モーターが発電した電気をリチウムイオンバッテリーに蓄電します。

私も、水素燃料電池で動く船を何度もブログに書いています。
「燃料電池+充電可能な燃料電池の組み合わせ」で船を動かすものです。書いたのは2007年1月ですから2年半前です。
この組み合わせを「ハイブリット燃料電池」と名づけました。

解り易い呼び名でしょう!また、私のブログの得意の、余計解り難い表現ですか?(笑)

番組の中でHONDAの開発者の藤本幸人さんの思いが、いっぱい語られていました。
「夢」をけっして忘れないこと です!大きな夢を持つ事です!そして、夢の思いを形へ結びつけて行くのです。私の世界貢献・国内災害に必要な病院船も実現できると思います!


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