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米国陸軍中佐 [2009年09月13日(Sun)]
病院船の必要性
病院船の必要性を、「スパーロック・ケネス・R. 米国陸軍中佐」は、防衛省の論文の中で強く訴えています。
リンク先=防衛省防衛研究所 防衛研究所紀要第11巻第2号2009年1月 

以下は、論文の結論部の抜粋です。

・地域内での自然災害の多さなどの特質から、すべての資源を日本の防衛のために活用す防衛研究所紀要第11 巻第2 号(2009 年1 月)ることは道理に適っている。
・災害救援に必要とされる防衛装備品に関しては十分な関心が向けられていない。
・日本の災害救援に必要とされている防衛装備品は、国内、地域、世界的な必要性の順番で優先されるべきである。
・過去15 年の災害対応活動から得た教訓や明らかになった不足分を検証すると、医療支援、調整された指揮統制、大規模な輸送・退避能力などが強化されなければならない。

病院船は、日本の災害救援における不足分を補うための重要なプラットフォームとなる。

・病院船が、日本にとって最も現実的な脅威である自然災害への防衛に関して、まったくの新しい能力を提供することが明らかとなる。
・日本は、病院船を建造するためのすべての技術と設備を保有しており、あとは建造を決定する意志が必要なだけである。
・病院船は、日本独特の国内災害対応のための必要条件を満たすために、まったく新しい能力を提供することができる。
・いったん日本国内の必要性が満たされたならば、日本は、地域内や必要とあれば世界中の何処にでも病院船を派遣することが可能となる。

・病院船の活用を通し、日本は、米国のあいまい性から脱する機会を得るとともに、平和憲法の理念に一致し、地域の安全保障にとって重要である新たな任務において指導力を発揮することができる。
・日本の病院船は、重要な信頼醸成資源として、全体的な日米同盟に対する重要な付加的資源となる。
・この新しいソフト・パワー能力は、伝統的なハード・パワー中心の米国とのバランスを保ち、潜在的な脅威に対処するための幅広いオプションを提供することが可能となる。

病院船が、日本や大規模災害の被害地域に提供できる利点や安全保障を考慮した場合、その導入の可能性を追求しないのは無謀と言えるかもしれない。

・1 隻のイージス駆逐艦又は2 機のC-17 輸送機の購入費用で、日本は、病院船の艦隊を手に入れることができる
・病院船をPKO や非政府組織の支援などで日本の領海外に派遣することや通常医療を必要としている地域などに派遣することも可能となる。
・病院船は、日本やその近隣地域に安全保障を提供し、病院・医療面での不足分を補い、また、自衛隊の統合作戦を促進する媒体として機能し、諸機関間の調整能力を向上させることができる。
・日米同盟を強化し、日本を人道支援活動分野における世界的な指導者へと昇進させることができる。
以上を理解した上で、日本政府は、次の災害が発生する前に、日本にとって病院船が現実のものとなるようにイニシアティブを取らなければならない

と、結んでいます。
私の考えとかなり一致する部分があります。私がブログに書いた内容に近いです。ひょっとして、私のブログの読者で有ったりして・・・
同じ考え・意見を書けば同じ内容になりますね。
それにしても、文章能力が上手ですね。私の拙い日本語力と比較になりません。日本語の上手さに感銘いたしました。本当にアメリカ人の方です?(笑)

病院船の必要性 [2009年08月05日(Wed)]
日本にも病院船は必要です

日本も「病院船を持つべき」と言う意見は、多くの方々が唱えています。

まず、現状は日本には本格的な医療設備(病院機能)を持った船がありません。

一般的な病院と同程度の機能を持った船が必要です。

輸送艦(戦艦)は、あくまで有事の防衛のための船です。その船に本来の目的以外の多くのことを要望するのは、酷です。

病院船は、決して国際貢献だけではありません。国内大規模災害時にも多いに役に立ちます。

平常時は、離島などの巡回検診など、島国−日本には、非常に効率のよい、便利で役立つ船です。


2006年10月21日に書いた記事です。https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/38
病院船の必要性=https://blog.canpan.info/ngosinano/category_4/
2006年〜3年目です!もう実現すべき時期です!

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ふたたびC.W.ニコル氏のスピーチから [2009年03月26日(Thu)]
船の科学館開館30周年記念 海・船セミナー2004 この人海と船を語る 講演録
日本財団図書館の中に、ありました!
C. W. ニコル氏の講演の内容が。以下はその一部です。

こういう場所で僕は案を出したい。日本は国際コミュニティに入っています。困っている人を助ける義務もあって、どういう助けがいちばんいいか。私の意見では陸上自衛隊がイラクに行くのには猛反対です。絶対いい結果は生まれないと思います。それなら日本人の技術、文化、お金も汗も愛情も使って、世界一の病院船をつくったらどうか。その病院船はハイテクで、いまだったら船の上からでもモスクワ、ニューヨーク、パリ、ロンドン、どこでも一流の医者と連絡が直接できて、オペができます。その病院船は、困った国にいつでも行けるようにする。そして病院船が練習船でもある。ボランティアや、世界中の看護婦とか医者とか、それだけでなくエンジニアと船乗りが必要です。
 それからヘリコプターも必要です。アンビュランスボートも必要で、どうせライフボートを乗せなくてはいけないなら、いちばん優れた救急船もどうですか。そのような夢を日本がやったら、世界中が理解すると思います。それに病院船なら守れます。もちろん戦場に行くなら、自衛隊が乗って、船を守らなければならないし、敵味方なしで手当てする。地震があったときに、日本はそういう船が行けたらどうかと私は思います。
 このアイデアは新しくないらしいです。前も人が出しているけれど、いまの時代ではやるべきだと思います。日本は豊かになりました。僕は“飛鳥”は大好きです。日本は大型クルーズ船をどんどんつくって世界中を回るのもいいかもしれませんけれど、病院船をつくって、人の助け、優れた訓練、技術、いい船のつくり方をまた一つの国のプロジェクトとしてやればどうか。皆さんの考えはどうですか。いいですか。お願いします。

平成16年11月6日(土)於:“羊蹄丸”アドミラルホール
参照リンク=日本財団図書館
作家のC.W.ニコルさんも、病院船の必要性を語っています [2008年10月24日(Fri)]
以前にも、書きましたが、作家のC.W.ニコルさんも、病院船の必要性を語っています
引用=Wendy−Net・news&viewより
以下は、C.W.ニコルさんの原文のままです。


 私は日本人であることを誇りに思い、争いとは無縁の美しい自然に抱かれた暮らしをこよなく愛している。人から―たいがいは日本人だが―日本のどこが好きかと聞かれれば、いつもこう答えている。
 北に流氷を、南には珊瑚礁を抱く自然の多彩さ、そこで育まれた文化の豊かさを愛しているのだ、と。
 この国では言論や信仰の自由が守られ、好きなところへ旅することもできる。
近代以降、アジアにあって植民地化を免れた稀有な存在でもある。
 そして、太平洋戦争後、二度と同じ悲劇をくり返さないと誓い、それを守り通してきた日本をすばらしいと思う―以前は、必ずそうつけ加えていた。
 私自身は今も平和な日々を過ごしているが、世界を旅する私には各国に多くの友がいる。英国やカナダ、オーストラリアには、家族や親類もいるのだ。
 だから、日本がイラクへ自衛隊を派遣したことには心を痛めずにいられない。無論、いちばん責められるべきはアメリカだ。
 日本がアメリカといい関係を維持すること自体は悪くないが、世界平和への貢献について考えるかぎり、敢えて袂を分かち、別のやり方を選ぶこともできたはずだ。
 たとえば、世界中どこへでも赴くことのできる最新鋭の「病院船」を作ってはどうだろうか。最先端の設備を擁し、世界各地の病院や優秀な医師とコンピュータのネットワークを通じて結ばれた船だ。これならば、戦争で傷を負った者や飢餓に喘ぐ者、病気に苦しむ子どもたちを救うこともできる。
 要請があれば、ただちに救急車やヘリコプターを出動させ、高度な訓練を受けた専門家を現地へ送り込める体制を整え、さらにはテロリストや海賊の出没する危険な海域へ赴く場合を考え、防衛のための装備と人員も備えておく。
 世界には今も、戦火や苦難の耐えない国がたくさんあるのだ。この病院船ならば、どこへ行っても歓迎されるだろう。世界中から支援の手も差しのべられるに違いない。
 医師、看護士、医療機器を扱う技術者、船員、学生や一般のボランティア―きっと多くの人が協力を申し出てくれるはずだ。医療を通じて世界に善意の輪を広げ、参加した者には貴重な経験と誇りを与える。
 ひいては国際社会における日本の評価を一段と高めることにもなるだろう。まさに理想的な船ではないか。

C.W.ニコル・アファンの森財団 URL http://www.afannomori.com


病院船を望む声は、C.W.ニコルさんだけではなく、多く方々のたくさんの声があります。

世界平和への貢献できるのは、最新鋭の「病院船」です。
船舶(病院船)だから、最先端の医療設備・医療機器を一度に、世界中どこの災害地にでも、運べるのです。
災害地だけではありません、飢餓や病気に苦しむ地球上には医療過疎の国があります。
医療過疎の国での、最先端医療技術をもった医療スッタフによる、医療支援が、国際社会における日本の評価を高めることにもなるのです。

医療スッタフの活動拠点(診療施設・宿泊施設)として、必要なのが「病院船」です。

戦争や戦火の地域でも、ジュネーヴ条約に適合する病院船は安全を保障されます。
テロリストや海賊の地域でも、ジュネーヴ条約は有効です。

島国日本が、世界各国に、その自主性・独自性を持って、国際貢献できるのは何でしょう。
やはり、病院船の運用です。運用の前に、まず建造です。
病院船とは [2008年06月02日(Mon)]
私の提唱している病院船とは
日本学術会議の勧告の中にある「災害時における固有の病院船」です
「大都市における地震災害時の安全の確保について(勧告)」の中の、
「3. 1)病院船の建造等救急医療体制の整備」の内容は、

 災害時における固有の病院船の建造が必要である。
 四方を海に囲まれ地震や火山の噴火などの災害に定期的に見舞われている我が国が、このような災害発生時に役立つ病院船を1隻も持っていないということは不思議なことである。
 大地震発生時には陸上の交通網、通信連絡網、医療施設などの破壊が予想され、この際最も頼りになるのは病院船ではなかろうか。

 固有の病院船の機能として

 病院船には医療品や食料を貯蔵し、救助部隊が高速艇や消防艇で発進し、河川を遡上し沿岸での消火活動、被災者の救助、収容、治療に当たらせる。船内には情報センターやプレスセンターを設置し、甲板には移送用ヘリコプターの基地を造り、緊急時には医療スタッフや患者、被災者、各種の資材等をヘリで移送させる。
 病院船は通常は政府専用埠頭に待機させるが、定期的に過疎地域や島嶼に回航し、住民の検診や治療を行う。
 必要に応じ海外難民の一時収容、あるいは海外災害地域へ派遣し、国際平和に貢献するための活動も行う。

 このような機能を持った船は我が国でも海上自衛隊の“補給艦とわだ型”3隻と輸送艦“おおすみ”があるが、それらのみでは不十分であり、災害時における固有の病院船の建造が必要である。

と述べています。
全ては日本学術会議の勧告から始まった [2008年06月01日(Sun)]
全ては日本学術会議の勧告から始まった

このブログを書き始めるきっかけの一つに、
日本学術会議の勧告があります。
日本学術会議は2005年に勧告をだしています。
勧告の内容は=大都市における地震災害時の安全の確保について(勧告)
その中の、「3.大都市の広域災害時における安全確保対策として、病院船の建造や感染症対策等の救急医療体制、また、情報・通信インフラ、大深度ライフラインによる重要業務集積地域への支援体制、及び広域災害時の防犯対策などを早急に整備する必要がある。」の項目の「1)病院船の建造等救急医療体制の整備」の中でしっかりと、『災害時における固有の病院船の建造が必要である。』明文しています。

病院船と災害医療 [2007年10月23日(Tue)]
災害医学・抄読会 臨床と薬物治療22:192-195, 2003より

洋上で傷病者の治療看護が可能な船舶病院船として差し支えないが、災害救助などの目的のためには、使用される各国の法令や基準を満たしている必要がある。
また、戦時下においてジュネーブ条約戦時国際法の保護対象となる病院船には規定があり、船体の大きさや塗色、設備運用などに細かい基準が定められている。
戦後長らく病院船が不在であったわが国では,これまでにも一部でその構造を強く望む声はあったが、阪神淡路大震災をきっかけに真剣に検討されるようになった。
わが国最初の病院船はイギリスで建造された商船神戸丸で、海軍が徴用して改造し病室のほか診察室や手術室、薬剤室を設置して、当時の陸上病院と比較しても遜色のない医療設備が施され、200床の病床を備えていた。日清戦争後、日本赤十字社は2隻の専用病院船を建造し、従事させたがいずれも 200床と少なく、多くの傷病者を内地送還するには不十分であった。

米国海軍の有する2隻の同型病院船のコンフォートとマーシーは現在世界で最も大きくかつ最も設備の整った病院船である。
2隻とも10万載貨重量トンを越すサクラメント級油槽艦を病院船に改造したものである。ちなみにマーシーは傷病者選別のためのトリアージセンターや12の手術室、ICU80 床、回復室20床中等度ケア用病室280床、軽度ケア用病室120床、部分的ケア用500床など1000床を有している。
さらに輸血部門や検査部門も充実しており、レントゲン部門ではCT撮影も可能である。
米国海軍はこのほかにも、空母や強襲揚陸艦にも病院船に匹敵する医療部門を設置しており、これらは準病院船ともいえる。
そのほかにはイギリス、中国、ロシアも病院船を保有している。
(中略)
現在、海上自衛隊が運用している災害医療を視野に入れた代表的艦艇に、おおすみ型輸送艦がある。本艦で高度な医療を実施するには設備の点から制約を受けるが、初期治療や中等症程度の治療には十分対応が可能である。艦型はサンジョルジョ級と同様で、広い飛行甲板と車両甲板を有し、揚陸には搭載しているエアクッション艇を使用する。
今後の災害支援での活躍が期待されている。こうした災害支援を考慮した艦艇の就役により、今後の洋上医療や被災地での艦上医療がより活発になるのは間違いないだろう。
しかし、純粋に災害時の医療活動の点から見れば、大きさや医療設備にも夜とはいえ、専用病院船が最も大きな力になることは疑う余地がない。
重傷者を収容し治療する能力を備えていれば、災害地に無傷の総合病院が存在することと同じであり、自己完結能力に優れている船舶は、陸上の上下水道や電気、ガスといったライフライン破壊にもさほど影響を受けずに活動を維持できる。
食料や医薬品の補給は船舶で行えばよいわけであるから、道路の寸断にも影響されないといった多くの利点を有している。
一方で専用病院船の保有を阻害している大きな要因が現在わが国の深刻な経済状態にあることを考えると、実現への道のりはなお遠いかもしれない。したがって、まず海上自衛隊が建造する補給艦や輸送艦に災害救助の能力を付与して、運用のノウハウを蓄積することが第一歩と考えられる。しかるべき後に新たな病院船論議を重ねて、期待される病院船の出現を待ちたい。
引用=http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/circle/06/q616gaku.html

経済状態=採算性=運用効率 と考えると
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/63に建造資金
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/78に運用採算性
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/148に建造費の比較
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/179に運用方法
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/205に病院船の機能・設備
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/118私の意見


を書いています。実現可能です。
日本学術会議の勧告 [2007年06月27日(Wed)]
病院船(災害時医療支援船)の必要は、日本学術会議から平成17年4月19日
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/2005.htmlに「専用の病院船が必要」と言う勧告を行っています。その内容は以下の通りです。
「大都市における地震災害時の安全の確保について(勧告) 平成17年4月19日第144回総会 より抜粋
1)病院船の建造等救急医療体制の整備
いまだに我々の記憶に生々しく残っている1995 年1 月17 日の阪神・淡路大震災の時には、世界の各国から援助の手が差し伸べられた。しかしながらこのときの日本政府の対応にはさまざまな問題があり、多くの反省すべき教訓が残されたといわれている。その教訓の一つに病院船の建造が挙げられる。
海外の状況を鑑みるに、例えば、アメリカは数多くの病院船を持っている。代表的なマーシークラス病院船は5 万トンで、1,000 ベッドを持ち、紛争各地で活躍している。アメリカは、収容施設とヘリコプター運用能力を兼ね備え、さらには手術室まで備えた「浮かぶ病院」とも言える大型空母も多数持っている。イタリアは、8,900 トンクラスの病院船を3 艇持っており、運用は海軍が行っている。
四方を海に囲まれ地震や火山の噴火などの災害定期的に見舞われている我が国が、このような災害発生時に役立つ病院船1隻も持っていないということは不思議なことである。我が国では海岸線から13km 以内に総人口の約50%が住んでいるのである。大地震発生時には陸上の交通網、通信連絡網、医療施設などの破壊が予想され、この際最も頼りになるのは病院船ではなかろうか。病院船には医療品や食料を貯蔵し、救助部隊が高速艇や消防艇で発進し、河川を遡上し沿岸での消火活動、被災者の救助、収容、治療に当たらせる。船内には情報センターやプレスセンターを設置し、甲板には移送用ヘリコプターの基地を造り、緊急時には医療スタッフや患者、被災者、各種の資材等をヘリで移送させる。病院船通常は政府専用埠頭に待機させるが、定期的に過疎地域や島嶼に回航し、住民の検診や治療を行う。また必要に応じ海外難民の一時収容、あるいは海外災害地域へ派遣し、国際平和に貢献するための活動も行う。このような機能を持った船は我が国でも海上自衛隊の“補給艦とわだ型”3隻と輸送艦“おおすみ”があるが、それらのみでは不十分であり、災害時における固有の病院船の建造が必要である。」

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-19-kankoku.pdfより引用
平成17年の勧告から、未だに病院船は実現していません。輸送艦とか他の艦船のように兼用ではなく、本格的医療機能(医療設備)を持った「浮かぶ病院」が必要なのです。船舶だけが、陸上のライフラインに関係なく自前で活動ができ、唯一自己完結な輸送手段だからです。船舶のメリットを生かした「浮かぶ病院」を早期にに実現しましょう。!
病院船て何するふね? [2007年06月26日(Tue)]
21世紀の病院船の役割は何でしょう?
第二次大戦中の負傷した兵士の治療を目的とした、病院船とは違います。
病院船の役割と機能はブログに何度も書いています。
https://blog.canpan.info/ngosinano/category_5/


田中祐三さんhttp://www.aa.cyberhome.ne.jp/~museum/index.htmが力強く、病院船の必要を語っています。

●災害救助の役割
海外派遣用と国内待機用の病院船を日本政府船として所有することを提案します.
最も大きいのは大震災時の災害救助の役割です.
国と日本赤十字が管理する病院船には医薬品や食糧が大量に貯蔵してあり,救助部隊が高速艇や消防艇で発進して河川を溯上し沿岸で消火活動,被災者の救助・収容,看護治療や食糧・被服供給にあたります.食糧や医薬品,テント用の船艙は空になった順に補助用のベットルームになります.
船橋には総合指揮・指令所・赤十字救護本部が設置されます.隣接する船室には情報センターやプレスセンターとして必要な無線・放送・データ処理設備も装備されています.甲板には移送用ヘリコプターの基地があり,緊急時には医療スタッフや患者・各種資材がヘリで移送されます.
また遺体の冷蔵や葬儀,水葬の設備を仏教,イスラム教,ヒンズー教など宗教別に搭載することも可能です.
●避難民の移送と救援物資輸送
関東大震災時の商船隊の活躍も教訓になります.収容した避難民を治療しながら安全地域まで移送し,そこから再度救援物資を搭載して戻る,このピストン輸送によって膨大なペットと人の命が救われるのです.被災者の精神的ショックを和らげるための音楽・娯楽あるいはアート活動なども船内で実施できます.
船内の収容者や負傷者に対して船内モニターで一元化された情報を配信できることは最大のメリットでしょう.
病院船は通常は政府専用埠頭に待機するほか,過疎地域や島嶼部に回航して住民健診や治療,海外難民の一時収容,あるいは海外災害地域への派遣といった国際平和貢献活動を実施します.
また広報宣伝活動を兼ねた娯楽として展示スペースを使った映画上映会やコンサート,展示会などを開催できますから,企業協賛のもとでいろいろな事業展開の可能性が生れます.環境事業や国際交流イベント,洋上大学船やホテルシップとして使用することも可能です.総合学習の時間を使ったこどもたちのグループ活動の舞台にしたり、学童の修学旅行船としてアジア諸国を歴訪するのにも最適でしょう.
●コストと運営・事業計画
建造・運営コスト負担の問題は確かにありますが,航空母艦またはイージス艦一隻を所有したと考えてみたらどうでしょうか.また特別立法によって港湾経費その他を減免するなどの支援措置が考えられるでしょう.太平洋地域の国々を訪れれば,イージス艦派遣よりもはるかに「顔の見える」国際貢献・平和貢献活動として世界から認めてもらうこともできるでしょう.
独自の収益事業活動も実現できます.例えば待機時には沖合いで真夜中の夜通しロックコンサートなどのイベントを開催し,病院船の活動と役割の積極的な浸透に努める事業が有意義です.ロックグループと一晩中過ごせるとしたら割高料金でも観客は殺到するはずです。
このような病院船は新造を考える必要は全くありません.過去の事例から学べるように既存船の改造で充分なのです.役割を終えた大型タンカーなどが適当ではないでしょうか.あるいは大型フェリーなら交通連絡がスムーズです.舟艇母艦のように改造する案もありますね.
災害救助事業として,そして新しい日本の国際貢献事業として,病院船計画には素晴らしい可能性が秘められているように思うのです.

私も同じ意見です。病院船が必要なのは、皆が認める所です。
私の考えでは、病院船(医療支援船)は政府保有では無くても、民間のNGO法人の保有でも良いわけです。
ロックコンサートは、少しやり過ぎです。
離島の検診や治療は、同じ意見です。四方を海に囲まれた島国日本に、こんなに、ピッタリの活動はありません。船内に宿泊するクルーズ人間ドックも良いかもしれません。
国際交流や就学旅行は、良いことですが長期イベントだと、災害時にすぐに災害地へ移動できなくなり肝心の災害救助に影響がでます。
病院船の特徴の一つである、バリアフリー・病院機能を活用して、障害を持った方の短期クルーズ旅行を行なえば、今までに新しいジャンルです。
病院船(医療支援船)は、改造ではなく、新造船でも長期的に考えると、日常(災害の起きていない普通の日々)の運用だけで十分に採算が合うはずです。



専用病院船の建造を! [2007年06月16日(Sat)]
病院船(災害時医療支援船)は必要です。
自然大災害(地震・津波)の時、海上からの医療支援・救援活動が有効なのは、誰もが認めています。
数多くの人が、病院船(災害時医療支援船)の必要性を感じ、国会でも・東京都でも取上げらています。

未だに、我が国(日本)には、災害専用病院船(医療支援船)はありません。

災害時に、自衛隊の輸送艦の利用・民間フェリーの徴用・練習船の活用などの計画がありますが、いずれも純粋な病院船(本格的な専用医療船)ではありません。

https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/98
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/3
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/111

凖病院船と言う、兼用の考えですが、医療機能の能力は、専用病院船と比較できないくらい、機能を持っていません。
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/145


一般的な病院と同程度の医療機能を持った船(専用病院船)が必要です。
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/22
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/25

世界で見ても、アメリカ合衆国に2艘あるだけです。
https://blog.canpan.info/ngosinano/archive/97

病院船の活動は、海外の災害支援だけではありません。
日本国内でも、地震災害は必ず起きますし、台風は毎年上陸します。
なぜ、四方を海に囲まれた日本に、病院船(本格的な専用医療船)が無いのでしょうか。