防災ではなく減災 [2012年02月10日(Fri)]
病院船の建造には、1隻500億円が必要です。
が、しかし陸地場に耐震構造の病院を建設した場合の建設費を考えてください。 地震は、どこで起るかわかりません。日本国内の病院を耐震補強するのですか? 行政評価の中で、コストパフォーマンスを求められている昨今、 投資(限られた国の財源=私達の支払た税金)を有効に活用するかです。 被災地で病院が津波で流されてしまった。現実を私達はめにしています。 南三陸町町に作た「防災センター」が流されてしまったのも現実です。 想定内で、陸上に予算措置をしても、想定外が起きてまえば、国家の投資(税金)も 役に立たないのです。(各市町村に有る防災センターは税金で作った建物です) それが、過酷ですが現実です。 もう少しだけ、話させていただくと、福島原発の緊急時対応の「オフサイトセンター」は 何をしたのでしょう?(結論はネットで皆さんでお調べください) 自然に対して戦う=防災 と言う10年前の考えを捨てましょう! 3.11東日本大震災は太平洋場の深海が震源地でした、しかし地震の震源地は 一昨日の地震のように日本海で発生します。当然、内陸型・直下型地震も起きます。 内陸地震の場合道路は寸断され、使えなくなります。 例ですが、東北新幹線は3.11の時に何日不通になりましたか? 東北自動車道は通れましたが、たまたま運が良かっただけです。 ですから、病院船(大学病院クラスの医療施設を搭載した船)の必要を提唱しているのです。 我が国、日本は、島国です海岸線に多くの人が暮らしています。だから 地震の影響を受け無い地域から、内陸の交通網に影響されない、 災害救助に駆けつけれる、唯一の方法が、「病院船」だけだからなのです。 |