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病院船プロジェクト [2006年10月19日(Thu)]
田中祐三さんが力強く、病院船の必要を語っています。

●災害救助の役割
海外派遣用と国内待機用の病院船を日本政府船として所有することを提案します.
最も大きいのは大震災時の災害救助の役割です.
国と日本赤十字が管理する病院船には医薬品や食糧が大量に貯蔵してあり,救助部隊が高速艇や消防艇で発進して河川を溯上し沿岸で消火活動,被災者の救助・収容,看護治療や食糧・被服供給にあたります.食糧や医薬品,テント用の船艙は空になった順に補助用のベットルームになります.
船橋には総合指揮・指令所・赤十字救護本部が設置されます.隣接する船室には情報センターやプレスセンターとして必要な無線・放送・データ処理設備も装備されています.甲板には移送用ヘリコプターの基地があり,緊急時には医療スタッフや患者・各種資材がヘリで移送されます.
また遺体の冷蔵や葬儀,水葬の設備を仏教,イスラム教,ヒンズー教など宗教別に搭載することも可能です.
●避難民の移送と救援物資輸送
関東大震災時の商船隊の活躍も教訓になります.収容した避難民を治療しながら安全地域まで移送し,そこから再度救援物資を搭載して戻る,このピストン輸送によって膨大なペットと人の命が救われるのです.被災者の精神的ショックを和らげるための音楽・娯楽あるいはアート活動なども船内で実施できます.
船内の収容者や負傷者に対して船内モニターで一元化された情報を配信できることは最大のメリットでしょう.
病院船は通常は政府専用埠頭に待機するほか,過疎地域や島嶼部に回航して住民健診や治療,海外難民の一時収容,あるいは海外災害地域への派遣といった国際平和貢献活動を実施します.
また広報宣伝活動を兼ねた娯楽として展示スペースを使った映画上映会やコンサート,展示会などを開催できますから,企業協賛のもとでいろいろな事業展開の可能性が生れます.環境事業や国際交流イベント,洋上大学船やホテルシップとして使用することも可能です.総合学習の時間を使ったこどもたちのグループ活動の舞台にしたり、学童の修学旅行船としてアジア諸国を歴訪するのにも最適でしょう.
●コストと運営・事業計画
建造・運営コスト負担の問題は確かにありますが,航空母艦またはイージス艦一隻を所有したと考えてみたらどうでしょうか.また特別立法によって港湾経費その他を減免するなどの支援措置が考えられるでしょう.太平洋地域の国々を訪れれば,イージス艦派遣よりもはるかに「顔の見える」国際貢献・平和貢献活動として世界から認めてもらうこともできるでしょう.
独自の収益事業活動も実現できます.例えば待機時には沖合いで真夜中の夜通しロックコンサートなどのイベントを開催し,病院船の活動と役割の積極的な浸透に努める事業が有意義です.ロックグループと一晩中過ごせるとしたら割高料金でも観客は殺到するはずです。
このような病院船は新造を考える必要は全くありません.過去の事例から学べるように既存船の改造で充分なのです.役割を終えた大型タンカーなどが適当ではないでしょうか.あるいは大型フェリーなら交通連絡がスムーズです.舟艇母艦のように改造する案もありますね.
災害救助事業として,そして新しい日本の国際貢献事業として,病院船計画には素晴らしい可能性が秘められているように思うのです.


病院船の建造は、必要ですね。同じ意見です。

政府保有では無くても、民間のNGO保有でも良いわけです。

ロックコンサートは、少しやり過ぎです。

離島の検診や治療は、同じ意見です。島国日本に、こんなに、ピッタリの活動はありません。

国際交流や就学旅行は、良いことですが長期イベントだと肝心の災害派遣に影響がでます。

改造ではなく、新造船でも長期的に考えると十分に採算が合うはずです。
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