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2024年08月28日(Wed)
指導者に必要な「責任感と覚悟」
(産経新聞「正論」2024年8月27日付朝刊掲載)
日本財団会長 笹川 陽平
seiron.png遅れる日本のイノベーション

国際社会が革新的な技術や発想で新たな価値を生み出すイノベーションで大きく変わる中、日本の立ち遅れが目立っている。

このままでは資源を持たず、世界の最先端を行く少子化で社会が縮小しつつあるわが国は存在感を失い、国際社会の中に埋没する。原因は多岐にわたるが、指導者の責任感と覚悟が事態を打開する要点の一つと考える。


2024年08月06日(Tue)
「明日の日本を語らぬ政治」に高まる既成政党への忌避感
(リベラルタイム 2024年9月号掲載)
日本財団理事長 尾形 武寿

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“七夕選挙”となった東京都知事選は小池百合子知事が三選を果たした。次点は広島県安芸高田市元市長の石丸伸二氏、小池氏との一騎打ちが予想された前参議院議員蓮舫氏は三位に終わった。さまざまな分析が行われているが、一都民の立場で感想を書き残しておきたいと思う。


2024年08月01日(Thu)
【View Finder】南鳥島海域のレアメタルが動き出す
(BOAT RACE Monthly Report 2024年8月号掲載)
日本財団会長 笹川 陽平

画像:View Finder ロゴ南鳥島は北緯24度17分、東経153度59分に位置する日本最東端の島。東京都小笠原村に属するが、小笠原諸島の父島から約1200キロ、東京都心からは約1950キロも離れた太平洋上の孤島である。しかし周囲6キロほどのこの島こそ世界6位の日本の排他的経済水域(EEZ)を守る要にほかならない。