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2021年11月05日(Fri)
「有事に備える!」 我国の危機感の薄さを憂慮する
(リベラルタイム 2021年12月号掲載)
日本財団理事長 尾形武寿

Liberal.pngパンデミック(世界的大流行)となった今回の新型コロナ禍のような国難にどう向き合うかー。過日、「有事に備える!」をテーマにしたテレビの対談番組に出演する機会があった。番組はBS11の「インサイドOUT特別篇リベラルタイム」。月刊誌リベラルタイムの渡辺美喜男編集長とタレント田代沙織さんの司会で10月15日午後8時59分から約1時間放映された。

対談の柱は日本財団が先に大阪大学と協同で立ち上げた感染症対策プロジェクト。事業概要はリベラルタイムの前号(11月号)に「新たなパンデミックに備え阪大と『国際研究拠点』構築へ」の見出しで掲載された拙稿で紹介させていただいており、対談では事業の狙いとともに、危機意識が希薄な平和国家・日本の現状に対する憂慮を述べさせてもらった。