2021年05月24日(Mon)
日本国憲法は「文化財」にあらず
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(産経新聞「正論」2021年 5月21日付朝刊掲載)
日本財団会長 笹川 陽平 74回目の憲法記念日を迎えメディア各社が実施した世論調査で、憲法改正に賛成する意見が軒並み上昇、反対意見を上回った。緊急事態条項創設に関しても、必要とする意見が急上昇し、昨年を大きく上回っている。中国の軍事大国化や北朝鮮の核武装など厳しさを増す安全保障環境に加え、新型コロナウイルス禍で外出自粛や休校など日常生活が大きく制約される中、憲法とどう向き合うか、考える人が増えたのが原因と思う。 |

74回目の憲法記念日を迎えメディア各社が実施した世論調査で、憲法改正に賛成する意見が軒並み上昇、反対意見を上回った。緊急事態条項創設に関しても、必要とする意見が急上昇し、昨年を大きく上回っている。
日本を中心とした世界地図を見慣れている人にとって、眼前に太平洋が広がる光景はごく普通の風景だ。しかし、中国から見ると、カムチャッカ半島―日本列島―沖縄諸島を経て台湾―フィリピンと続く列島線は、ちょうど太平洋への出口をふさぐ蓋にも見える。中国にとって太平洋への自由な航行は長年の悲願であり、この点が尖閣諸島問題を一層、大きくしている。
