2020年09月30日(Wed)
〜改正より修正の方が議論広がる〜
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憲法論議の盲点つく“提案”
論争広げる風穴となるか! 日本財団 参与 宮崎 正 ![]() 「憲法改正より修正が分りやすい」。こんな見出しの笹川会長の投稿が9月30日付産経新聞「正論」欄に掲載された。大意は、国の基本法である憲法を変えるかどうか、決めるのは主権者である国民なのに、肝心の国民の議論は盛り上がりを欠く。「憲法改正」の言葉に一因があるようにも思われ、いっそ、もっと柔らかい「修正」に“言い換え”たらどうか、といった内容だ。 |



今年は20世紀を代表するドイツの社会学者マックス・ウェーバーの没後100年に当たる。ウェーバーが死の前年の1919年1月、ミュンヘンで学生団体を前に行った講演をまとめた「職業としての政治」は今も政治を志す人の“必読書”となっていると聞く。
