2018年09月25日(Tue)
自衛隊佐官団が6年振りに訪中
佐官級交流、関係改善受け和やかに
災害派遣協力、PKO共同活動も意見交換 意見を交わす笹川名誉会長(左)と剣寰Q謀長(右) 6年振りに再開した日中佐官級交流事業で自衛隊佐官団が中国を訪問、9月20日、北京の中国人民解放軍中央軍事委員会国際軍事合作弁公室に同聯合参謀部の血ウ明副参謀長を表敬訪問し、事業を主催する笹川平和財団の笹川陽平・名誉会長が当面5年間の事業期間について「中断されることなく継続されることが私の願い」としたのに対し、剣寰Q謀長は「中日関係は新たな発展段階に入りつつある」、「双方の努力で両国関係を推進していきたい」と歓迎の意を示した。 さらに笹川名誉会長は「私の夢」と断った上で、自衛隊と中国人民解放軍が協力して災害出動する枠組みやPKO(国連平和維持活動)での双方の共同活動などにも言及、剣寰Q謀長は「素晴らしい意見」とした上で「今後の交流計画の中で考慮していきたい」と積極的な姿勢を見せた。 |