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2018年08月24日(Fri)
分身ロボット活用し重度障害者の就労確保
障害者週間に“実験カフェ”実施
日本財団の「はたらくNIPPON!計画」


分身ロボットOriHime-D 身長は120センチ

分身ロボットOriHime-D 身長は120センチ


分身となるロボットを遠隔操作することで重度の障害者の就労も可能になるー。日本財団は「はたらくNIPPON!計画」・障害者就労支援プロジェクトの一環として分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」の開発に取り組み、12月の障害者週間に合わせ東京・赤坂の日本財団ビルでOriHimeが接客する「実験カフェ」を“開店”することになった。

人工知能(AI)ロボットの開発が進む中、ユーザーの分身となるアバター型のロボット開発は異色の試み。プロジェクト関係者は東京五輪・パラリンピックが開催される2020年までに複数の企業での採用を目指し、さらに改良を続けるとしている。

OriHimeは日本財団と東京三鷹市の株式会社オリィ研究所(吉藤健太朗社長)、一般社団法人分身ロボットコミュニケーション協会(兼村俊範代表)の協働プロジェクトとして開発が進められた。身長120センチ。パソコンなどを通じて遠隔操作され、障害者らの手足となって動く。実験カフェは11月26日〜30日、12月3〜7日の2回にわたって行われる予定で、新たな発展に期待を託して「分身ロボットカフェ DAWN(夜明け) ver・β」と名付けられた。当日は実験カフェで接客対応をする。


2018年08月22日(Wed)
来年度以降も継続へ
第5次訪日団10人が来日
日本ミャンマー将官級交流プログラム


2014年に始まった「日本ミャンマー将官級交流プログラム」によるミャンマー国軍の第5次訪日団10人が8月20日来日、防衛省や陸、海、空各自衛隊の基地訪問や陸上自衛隊・富士総合火力演習の見学など自衛隊との交流を進め30日に帰国する。同プログラムは5年計画、今回が最終年度となるが、事業を主催する日本財団の笹川陽平会長は歓迎レセプションでミャンマー国軍の要請があれば受ける意向を示し、事実上、来年度以降も継続される見通しとなった。

自衛官と交流するミャンマー将官

自衛官と交流するミャンマー将官



2018年08月06日(Mon)
「日本版カジノ」導入 ギャンブル依存症対策が急務
(リベラルタイム2018年8月号掲載)
日本財団理事長 尾形 武寿


Liberal.pngカジノを含む総合型リゾート施設(IR)実施法案をめぐる国会審議が大詰めを迎え、西日本豪雨対策など流動的要素があったものの、7月22日まで延長された今国会で可決・成立し、関連法などの整備を経て注目の候補地決定に進む見通しとなった。