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2014年04月30日(Wed)
気仙沼漁港、岸壁かさ上げ工事も終わり、復興へ弾み
 日本財団が宮城県・気仙沼漁港に、東日本大震災の津波で流失した船舶陸上電源供給施設(陸電)11基を仮設置してから2年。岸壁のかさ上げ工事の進展により本設置されることになった。陸電とは、荒天時の避難や船員の休暇を目的として停泊している船に電力を供給する施設。気仙沼漁港の大きな特長である、遠く地元を離れて操業する全国の大型漁船の整備を行う「サポートセンター機能」と、全国から漁船が寄港する東北随一の「水産基地機能」を下支えしている。陸電が本設置されることで本格的に稼働し、これからの気仙沼港の復興に貢献することが期待される。

嵩上げされた岸壁に本設置された陸電
嵩上げされた岸壁に本設置された陸電


2014年04月30日(Wed)
髪をきれいに お年寄りの顔ほころぶ 瀬戸内の離島で訪問理美容
 「髪をもっと短くしますか」。美容師さんがドライヤーを当てふんわりと整える。「久しぶりに髪をきれいにしてもらったよ」。お年寄りの顔がほころぶ。瀬戸内海に浮かぶ香川県丸亀市本島。周囲の海は陽光を受けてキラキラと光る。島の集落の集会場で美容師さんが手際よくカットする。NPO法人「訪問理美容ネットワークゆうゆう」が美容院のない過疎地や離島を中心に、高齢者への出張理美容を行っている。住む人が少なくなり生活を支えるサービスが衰退する中で、高齢者が住み慣れた離島でいつまでも元気に暮らしていけるように、支援のネットワークづくりを進めている。

姿身を窓際に立てかけカットする
姿身を窓際に立てかけカットする


2014年04月24日(Thu)
都心に「シャチ」出現/釧路の海の魅力を東京でも伝える
 日本の各地において、昔から海がその土地の経済・社会・文化を形作る場であり資源でもあり、人々の暮らしは密接に海とつながっていた。しかし、開発工事や生活スタイルの変化、高齢化などの様々な理由で、多くの地域で、住民と海の関係が弱まっていたり転換期を迎えていたりしており、海と人の関係を見直し再構築することが地域の抱える色々な社会課題の解決にも重要な意味をもっている。

釧路の街がまだ見えるほどの近海でシャチに遭遇できる
釧路の街がまだ見えるほどの近海でシャチに遭遇できる


2014年04月22日(Tue)
花や鳥の美しい絵が心和ませる 中国ハンセン病回復者が作品展
 中国のハンセン病回復者の作品展が、東京都東村山市の国立ハンセン病資料館で4月5日から5月11日まで開催されている。中国の回復者が作品展を開催するのは初めて。苦難の人生を乗り越えた絵画は美しく描かれ、訪れた人の心を和ませている。

作品展の正面に飾られている2枚の絵
作品展の正面に飾られている2枚の絵


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