2014年04月30日(Wed)
気仙沼漁港、岸壁かさ上げ工事も終わり、復興へ弾み
日本財団が宮城県・気仙沼漁港に、東日本大震災の津波で流失した船舶陸上電源供給施設(陸電)11基を仮設置してから2年。岸壁のかさ上げ工事の進展により本設置されることになった。陸電とは、荒天時の避難や船員の休暇を目的として停泊している船に電力を供給する施設。気仙沼漁港の大きな特長である、遠く地元を離れて操業する全国の大型漁船の整備を行う「サポートセンター機能」と、全国から漁船が寄港する東北随一の「水産基地機能」を下支えしている。陸電が本設置されることで本格的に稼働し、これからの気仙沼港の復興に貢献することが期待される。
嵩上げされた岸壁に本設置された陸電 |