（産経新聞【正論】2012年2月29日掲載）

　２月６日付の本欄に掲載された拙稿「『休眠預金』を社会的に活用せよ」に大きな反響が寄せられ、政府の国家戦略会議も「成長ファイナンス推進会議」の初会合を開き休眠預金活用の検討に乗り出した。これに対し銀行業界は「預金者の金を第3者が無断で使うことになりかねない」と反発し、国民の中にも、本人の同意なしに預金が使われるのではないか、と懸念する声があるようだ。

（日歯広報【Line Marker】2012年2月25日掲載）

　日本財団では、日歯のバックアップを受け、「TOOTH FAIRYプロジェクト」を行っています。

　その内容は、不要になった歯科撤去金属を回収・換金し、社会貢献活動に役立てようというもので、すでに４千を超える歯科医院にご参加いただいています。

（教育新聞 2012年2月20日掲載）

食糧事情で異文化理解
海外奨学生と日本財団職員が出前授業


　「私の住む村ではアリを食べるよ」「うわあー！！」。「朝とれる黒いアリより昼間にとれるアリの方がおいしいんだ、色も違うよ」「へええー！」……。1月21日、東京都墨田区立立花中学校で行われた授業の一コマである。日本財団ソーシャル・アクション・プログラムの一環で、講師は当財団が支援する中南米出身の奨学生3人と国際事業を担当する財団の職員たち。授業のテーマは「世界で活躍する日本人−途上国の食糧事情」。

（SANKEI EXPRESS【ボランティア被災地通信】2012年2月20日掲載）

「浜を元気にすることで恩返しできる」



　「すべてを諦めていました。浜が元に戻る訳なんてない。なのに学生さんたちは、どうしてこんなに大変な作業をやってくれるのかなって」

　宮城県・牡鹿半島にある石巻市狐崎の鹿立（すだち）浜。主婦の柳橋未佳さん（30）は、学生ボランティアと出合った当初を振り返る。