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2020年07月29日(Wed)
千年先に健全な海を引き継ぐ責任
国の壁を越えた国際協調こそ
健全な海洋保つブルー・リカバリー


日本財団 参与 宮崎 正

風の香りロゴ
「ブルー・リカバリー」をテーマにした3回シリーズのオンライン・セミナー(ウエビナー)の第1回が海の日の7月23日、行われた。ブルー・リカバリーは海洋環境の保全と両立できる持続可能な経済の確立を目指す新しい動き。海の劣化を加速させてきた人間の社会経済活動の見直し、新型コロナ禍で深刻化する海洋経済の再生にもつながると期待され、それを実現するにも“国の壁”を超えた国際協調が一層、不可欠となる。


2020年07月22日(Wed)
海洋問題解決は日本が主役たれ
(産経新聞「正論」2020年7月21日付朝刊掲載)
日本財団会長 笹川 陽平

seiron.pngこの夏も日本列島は九州を中心に激しい豪雨災害に見舞われた。想定外の災害が常態化し、年を追うごとに激しさを増している。積乱雲が帯状に固まって局地的に豪雨が降る「線状降水帯」が次々と発生したのが原因で、インド洋や東シナ海など日本近海の海水温の上昇が遠因と指摘されている。

昨年9月、モナコで開催された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)総会で採択された「海洋・雪氷圏に関する特別報告書」は、地球温暖化による極地や山岳地域の氷河と氷床の融解で海面水位の上昇が加速しており、状況は不可逆的な転換点(Tipping Point)を越えたと警告している。


2020年02月28日(Fri)
ごみのぽい捨ては社会の問題だ 〜 日本財団、日本コカ・コーラ共同調査
ごみの投棄・ぽい捨ては「モラルの問題」だけではない。日本財団は21日、日本コカ・コーラ株式会社と一緒に進めてきた「陸域から河川への廃棄物流出メカニズム共同調査」の結果を発表。従来の認識でははかり知れない状況が明らかになった。

写真
共同調査報告を行う日本財団の海野光行・常務理事



2019年11月26日(Tue)
《徒然に…》有為な国際人材が持続可能な海を開く
日本財団 アドバイザー 佐野 慎輔

徒然に…ロゴあるとき、いや正確に言えば1898(明治31)年の夏のことだが、病を得て渥美半島の突端、伊良湖岬に療養していた東京帝国大学生、松岡國男は浜辺を歩いていて椰子の実を拾う。どこか沖の小島からこぼれ落ち、はるかな波路をこえて浜にうち上げられたはずの椰子の実は、しかし意外なことに新しい姿のままであった。

松岡は帰京後、文学雑誌を通して知りあった島崎藤村に新鮮な驚きとともに椰子の実の話をした。藤村は松岡の話をもとに「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実ひとつ」と始まる名詩『椰子の実』を書きあげる。

一方、大学卒業後、農商務省に進み役人となった松岡は柳田家に養子に入り、のちに民俗学者、柳田國男となっていく。椰子の実の故事は名著『海上の道』に収められた。

海がくれた“小さな贈り物”は日本文学と民俗学に大きな足跡を残したといえよう。




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