2023年05月26日(Fri)
日本社会における「婚外子」とは!
全出生児の2.4% 仏の25分の1
欧米では出生率押し上げ効果も 日本財団特別顧問 宮崎 正 ![]() 少子化に関連して欧米では近年、婚姻関係がない男女の間に生まれた婚外子が社会に広く認められ、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)を押し上げる効果を生んでいる、と指摘されている。 そんな中、日本財団が3月、全国の18〜69歳の女性1万人を対象に行なった調査で、婚外子の権利を認めることが出生率の上昇に繋がるか尋ねたところ、3割(30.9%)が「そう思う」、2割強(23.9%)が「そうは思わない」と答える一方で、「分からない」との回答も半数近く(45.2%)に上った。 |