• もっと見る
 
« 正論 | Main | 風の香り»
2023年05月09日(Tue)
政争激しいペルーで「緊張感希薄な日本政治」を実感
(リベラルタイム 2023年6月号掲載)
日本財団理事長 尾形武寿

Liberal.png
南米で初めて日本人の組織的な移住を受け入れたことで知られるペルー共和国は、4月3日を「秘日友好の日」と定めている。第一回目の移民790人を乗せた「佐倉丸」が1899年のこの日に、カヤオ港に入港したのが由来。移民開始90周年に当たる1989年、当時のアラン・ガルシア大統領が国会に提案して定められた。


2023年04月04日(Tue)
経済、安全保障両面からも「日越関係強化」は必然の流れ
(リベラルタイム 2023年5月号掲載)
日本財団理事長 尾形武寿

Liberal.png
3月3日から六日間、十数年振りにベトナム社会主義共和国を訪問した。グエン・スアン・フック前国家主席との面談と現地で社会貢献活動に取り組み、過去に姉妹財団の社会貢献支援財団(安倍昭恵会長)から表彰を受けた日本女性やNPO法人との交流・視察が目的。訪れた首都ハノイや中部のダナン、南部のホーチミン各市は高層ビルが林立、整備された道路を車や名物のオートバイクが走り回る近代的な街に様変わりしており、短期間の変貌に正直、驚いた。


2023年03月07日(Tue)
少子化対策のカギとなる「こども第3の居場所」整備
(リベラルタイム 2023年4月号掲載)
日本財団理事長 尾形武寿

Liberal.png
学校や家庭以外でも子どもが安心して過ごせる場所として日本財団が全国で整備を進める「子ども第3の居場所」が1月16日、新潟県佐渡市新穂潟上にオープンした。2016年に埼玉県戸田市に一号拠点が開設されてから142番目。築60年超の地元の古民家を日本財団が2800万円余で改築し、「子ども未来舎 りぜむ」と名付けられた。


2023年02月07日(Tue)
電力が不足する「極寒のウクライナ」に発電機支援
(リベラルタイム 2023年3月号掲載)
日本財団理事長 尾形武寿

Liberal.png
ロシア・ウクライナ戦争の先が見えない。ウクライナ政府によると、エネルギー関連施設に対するロシアの相次ぐミサイル攻撃で大規模な停電が各地で発生し、電力需要の約50%が供給不能の状態に陥っている。これを受け同政府は昨年10月、電力使用を制限するとともに国外に避難した国民に対し「来春まで帰国を見合わせるよう」呼び掛けている。


| 次へ