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2017年06月30日(Fri)
コンソーシアムをつなぐ内外プレーヤー一堂に
海洋開発人材育成で3つの催し同日開催
日本財団オーシャンイノベーション


日本財団は6月28日、海洋開発人材育成事業「日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム」の一環として、大学生・大学院生を対象とした海外派遣支援事業と、社会人向けのリカレント教育事業に関係した2つのプログラムを同時に開いた。駐日英国大使館では同日、スコットランドから来日中の海洋産業関連企業・大学や日本国内の産官学から多様な団体が出席して「スコットランドSubsea(海洋産業)セミナー」とそれに続くレセプションが開催され、海外派遣関係事業とリカレント教育の出席者も駆け付け参加。コンソーシアムをつなぐ英国政府機関、企業、大学、社会人、学生といった内外のプレーヤーが一堂に会する形となった。スコットランドの大学に派遣される大学生・大学院生

スコットランドの大学に派遣される大学生・大学院生



「日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム」は、海洋開発市場で必要とされる実践的技術や専門知識持った海洋開発技術者の育成を目指す国内唯一の総合的組織として2016(平成28)年10月、産学官公のオールジャパン態勢で発足。2020年には強固な人材育成システムを完成させることを目標としている。
リカレント教育で海洋関連企業の若手社員が学ぶ様子

リカレント教育で海洋関連企業の若手社員が学ぶ様子



コンソーシアム事業の中の海外派遣支援は、海外の大学、研究機関、企業などに日本の大学生や大学院生が参加できるプログラムを設置し、学生・院生の海外派遣を支援するために奨学金制度を設けて国際性を養成する。リカレント教育は、既に海洋開発関連企業に雇用されている若手社員を対象に、講師を派遣して実務で活用可能な内容のセミナーを行う。
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スコットランドSubseaセミナー全景



当日は海外派遣関係イベントとリカレント教育を東京・赤坂の日本財団ビル内で同時並行の形で進めた。本年度の海外派遣支援は、米国Texas A&M大学、スコットランドのRobert Gordon大学、ノルウェーのノルウェー工科自然科学大学が開くサマースクールに、それぞれ1カ月程度、各10人を派遣する予定。この日はRobert Gordon大学のサマースクールへの応募者10人に対し危機管理を初めとした説明会を開いた。リカレント教育では海洋開発に関わる勉強会を開き、来日したRobert Gordon大学のポール・デ・レープ教授による講義を日本の海洋関連企業の若手社員12人が受講した。

これに先立ち26日にはスコットランドからSubsea関連の企業・大学9団体の関係者が来日。スコットランド国際開発庁は28日、駐日英国大使館大使公邸で「Subseaセミナー」を開催、約100人が参加した。セミナーに臨んだ来日訪問団のうちの産業団体はスコットランド海洋産業の概要を説明、企業7社は事業内容や技術開発の現状などについてプレゼンテーションを行い「日本でもぜひパートナーを見つけたい」と呼び掛けた。大学2校は自校概要を紹介した上で研究内容の質の高さをアピールした。
スコットランドSubseaセミナーであいさつをする日本財団の吉田正則・室長

スコットランドSubseaセミナーであいさつをする日本財団の吉田正則・室長



日本財団海洋開発人材育成推進室の吉田正則・室長もあいさつに立ち、日本財団の活動全般と「日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム」について説明。「コンソーシアムのメンバーは現在、企業12社、大学17校、研究機関4団体に上っており、さらに増やしていきたい」と紹介し「海外の企業・大学とも共同して技術開発を進めるのが大事だと考えている」と訴えた。

Robert Gordon大学サマースクールの応募者10人も英国大使館大使公邸に移動してセミナーを聴講、この後に開かれたレセプションでは各自1分で自己紹介した。リカレント教育の若手社員も複数がレセプションに駆け付け、それぞれ和やかに懇談した。



● 日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム ウェブサイト







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