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2012年02月25日(Sat)
TOOTH FAIRYをCSR活動のモデルに
(日歯広報【Line Marker】2012年2月25日掲載)

日本財団会長 
笹川 陽平 

 日本財団では、日歯のバックアップを受け、「TOOTH FAIRYプロジェクト」を行っています。

 その内容は、不要になった歯科撤去金属を回収・換金し、社会貢献活動に役立てようというもので、すでに4千を超える歯科医院にご参加いただいています。
 本プロジェクトは、私がドイツで歯科撤去物を利用した小さな社会貢献活動が行われていることを外国の雑誌で知ったことが契機となって、日歯に相談し、スタートしました。

 平成21年6月の開始から2年半が過ぎ、本年2月までに集まった金属は800kgを超え、これまでに換金した金額は2億5千万円を超えます。

 これまでに、ミャンマーの山岳地帯で10校の学校を建設した他、現在、日本初の小児ホスピス及び小児がん専門施設の完成に向けて活動しています。

 ここ数年、CSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ=企業の社会的責任)が社会に浸透し、特に昨年3月に発災した東日本大震災では、多くの企業がそれぞれの立場から支援を行い、現在も多くの企業がCSR活動について、当財団にも相談に来ています。しかし、世界的に見れば、この分野で日本は遅れを取っています。

 そのような中、日歯のような全国組織がCSR活動に取り組むというのは、世界的にも稀であり、国際的にも注目されるだろうと確信しています。

 個々の歯科医院にとっても歯科医師と患者の共通の話題ができ、社会の中での歯科医師の信頼度がより強固なものになるでしょう。

 大久保会長も、「金属の寄付のみにとどまらず、実際にミャンマーの子ども達や小児ホスピスを利用した子ども達の口腔ケアも行っていきたい」としており、このような活動が広く世の中に知られるよう、当財団も努力を続けていきます。

 今回の大震災を見るまでもなく、国や地方行政の支援が行き届かない分野・人々が大勢います。日本では長い間、これらを「公」の人達だけに任せてきました。

 私は、TOOTH FAIRYを「民」の立場の組織が連携して社会課題を解決していく一つの成功モデル・仕組みとして社会に提示し、寄付文化を確立する一助にしたいと考えています。

 日歯には全国約6万5千名の会員がいますから、現在の参加歯科医院数ではまだまだ私達は努力不足です。より多くの歯科医師、患者の皆様にご理解をいただき、この活動に参画していただきたいものです。
タグ:CSR TOOTH FAIRY




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