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2017年04月04日(Tue)
「とてつもない愛情をもらった」
川嶋あいさん、養親の母の愛語る
90%以上が「育て、育てられてよかった」


「不思議なほど、とてつもない愛情をもらった」、「私の人生にすべての情熱を注いでくれた」。養親の下で育ったシンガーソングライターの川嶋あいさんは、こんな言葉で母の愛を語り、養子縁組で3人の子を育てる養親の女性は「家族というのは血のつながりがあるか、ないかではなく、築いていくものだ」と自らの幸せを表現しました。

川嶋さんら5人が特別養子縁組に対する思いなどを語った

川嶋さんら5人が特別養子縁組に対する思いなどを語った


「養子の日」(4月4日)を前に4月2日、東京・赤坂の日本財団ビルで行われたキャンペーン企画。会場には200人を超す人が詰め掛け、主催した日本財団からは養親、子ども双方の90%以上が「子どもを育ててよかった」、「養父母に育てられてよかった」と感じているとの調査結果も報告されました。

ライブで川嶋さんは「旅立ちの日に・・」など2曲を披露

ライブで川嶋さんは「旅立ちの日に・・」など2曲を披露



わが国では、何らかの理由で生みの親と暮らせない子どもの85%が乳児院や社会養護施設で暮らす特異な現実がありますが、特別養子縁組に取り組む民間10団体がブースを出展したコーナーにも多数の質問や相談が寄せられ、特別養子縁組の拡大を予兆させるキャンペーンとなりました。

日本財団1階の会場には200人以上が詰め掛け、子どもの姿も目立った

日本財団1階の会場には200人以上が詰め掛け、子どもの姿も目立った

「よーしの日 2017」と銘打ったキャンペーンでは5つの企画が用意され、冒頭は「特別養子縁組に関するトーク&川嶋あいさんによるライブ〜社会よし、家族よし、人よしを目指して〜」。

この中で、2歳半まで福岡市の乳児院、社会養護施設で育ち、その後、養親の元で暮らした川嶋さんは、「12、13歳のころ金庫に入っていた自分の出生に関する書類の母親欄に別の人の名があるのを見つけ、両親と信じた人が血のつながりのない他人だったことを知った」、「“どういうこと”と母に聞くと、悲しい顔で事実を語り“でも、あいは(私の)本当の娘やけんね”と言ってくれ、今でもその言葉が宝になっている」、10歳のころ父が、歌手になる夢が現実になりつつあった16歳のころには母がなくなり「「こんなとんでもない母がいなかったら私はずっと施設にいたのかなと思う」などと生い立ちを語りました。

民間団体のブースにも多数の人が詰め掛けた

民間団体のブースにも多数の人が詰め掛けた

これに対し6歳、4歳、1歳の3人の特別養子を育てる佐々木啓子さんは、「“ここが自分のおうち”と言ってくれる子供がいる幸せをかみしめている。こういう家族の在り方もあるということを多くの人に気付いてもらいたい」などと語り、同様の声は別の企画「特別養子縁組『はじめのいっぽ』」でも、養親の女性が「はじめは反対した姉や夫の両親が、私たち夫婦と子どもの絆が深まるのを見て、今は子供を取り合う状態。皆が応援してくれる」と体験を披露しました。
特別養子縁組を考える人向けの「はじめのいっぽ」企画も

特別養子縁組を考える人向けの「はじめのいっぽ」企画も

一方、養子縁組家庭の実態調査が15歳以上の養子縁組家庭に限って実施されるのは珍しく、日本財団・福祉特別チームの高橋恵理子チームリーダーによると、調査は民間団体8団体の協力を得て養子縁組家庭878世帯を対象に行われ、親から294件、子供から211件の回答が寄せられました。子どもの92%は自分が養子であることを知っており、83%は真実告知を受けてよかったと思っている、などの回答が寄せられています。


● 日本財団ハッピーゆりかご プロジェクト ウェブサイト
● 日本財団ハッピーゆりかごプロジェクト〜子どもたちにあたたかい家庭を〜(日本財団公式ウェブサイト)






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