CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

前の記事 «  トップページ  » 次の記事
2017年02月17日(Fri)
ものをつくる人生に、リタイアなんてない!
神戸パンじぃ6人衆、東京に
ライフ イズ クリエイティブ展


シニアの本当の姿を知ってもらおうという「ライフ イズ クリエイティブ展」が神戸で開催されてから2年。今回初めて東京に進出し、2月3日から12日まで千代田区外神田のアーツ千代田3331で開かれました。その目玉が神戸の「パンじぃ」6人衆による1日限定カフェワークショップで、最終日の12日に行われ、多数の人が訪れました。

カフェ開店前に集まり、気合を入れる神戸パンじぃ6人衆

カフェ開店前に集まり、気合を入れる神戸パンじぃ6人衆



このイベントを主催したのは神戸のNPO法人プラス・アーツとデザイン・クリエイティブセンター神戸、それに日本財団が共催しました。「ものをつくる人生に、リタイアなんてない」をスローガンに、「高齢社会における、人生のつくり方」と題したトークセッションや、定年退職後の高齢者の地域での活躍の場を提示するワークショップなどが開かれました。

神戸のパンじぃ6人が焼き立てのパンとドリンクのセットを無料配布する「ライフ イズ クリエイティブ カフェ」が始まったのは12日午後1時。開始と同時に家族連れや若者たちが三々五々訪れ、パンじぃからバレンタインデーを意識したハート型のチョコパンとチーズパン、それにコーヒーを振舞ってもらいました。

パンと飲み物をパンじぃから受け取り、微笑む親子連れ

パンと飲み物をパンじぃから受け取り、微笑む親子連れ



パンじぃの一行は前日の夕方、神戸から東京入りし、パンづくりの準備を始めました。当日は午前10時から会場に入り、パンをこね、オーブンで焼きました。6人は2年前、「男・本気のパン教室」で神戸のパン屋「サ・マーシュ」の西川功晃オーナーシェフから講習を受けました。その中の1人、佐々木昌作さん(69)は「孫も一緒に来て手伝ってくれるので、孫との交流もできる」と喜んでいました。

また、益田茂広さん(70)は、皮革製品の製造販売業を25年続けて65歳でリタイアしました。その後、神戸市で介護サポーターのボランティアをしていたそうです。益田さんは「我々のような団塊の世代が後期高齢者になるころには要介護者が急増し、大変な事態になる。自分が介護されないよう、健康を維持すると共に、それで余った金を次の世代に回すようにできたらいいなと思う」と話していました。

パンをつくりながら、団塊の世代の心意気を語る益田さん

パンをつくりながら、団塊の世代の心意気を語る益田さん



また、6人のうち最高齢の木下宏さん(87)は「我々の仲間は銀行や商社で働いていた人が多く、ものをつくることをしていない。リタイアしてパンのつくり方を教えてもらい、ものをつくる喜びを感じました。これを仲間にも勧めていきたい」と語っていました。

会場のコミュニティスペースでは、パンやコーヒーを受け取った人たちがパンを食べながら談笑していました。家族と一緒に会場を訪れ、パンを食べていた男性は「予想以上においしかった。ヒマができたら私もパンづくりをしてみたい」と話していました。

家族連れで訪れ、おいしそうにパンを食べる人たち

家族連れで訪れ、おいしそうにパンを食べる人たち



隣の展示会場では、『「職」のあとに、つながりをつくるのは、「食」でした』などの標語が掲げられ、ものをつくっている高齢者の言葉などが並んでいました。主催者側は、来年も東京で同様の展示会を開く計画です。

食についての展示物などを見て回る人たち

食についての展示物などを見て回る人たち








 先生が「海」を学ぶユニークな旅  « トップページ  »  共同研究、学位取得型の医学交流に衣替え