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2017年01月17日(Tue)
3月に伊勢神宮外宮で特別奉納公演
障害者に配慮したバリアフリー方式で
4回目のにっぽん文楽プロジェクト


4回目となる「にっぽん文楽プロジェクト」が3月11日から4日間、伊勢神宮で「特別奉納公演」として行われることになり、17日、詳細が発表されました。奉納公演の趣旨を踏まえ入場料は無料、障害のある人に配慮した「バリアフリー文楽」と銘打って行われるほか、公演に先立つ10日には、昨年10月の東京・浅草寺公演に続き、文楽人形とともに隊列が練り歩く「お練り」も行われる予定です。

特別奉納公演を発表する左から中村雅之・総合プロデューサー、鈴木健一・伊勢市長、佐藤英夫・日本財団理事

特別奉納公演を発表する左から中村雅之・総合プロデューサー、鈴木健一・伊勢市長、佐藤英夫・日本財団理事


プロジェクトは2014年にスタート、これまで東京・六本木ヒルズ、大阪・難波宮、浅草寺で計3回、公演が行われてきました。今回は伊勢神宮外宮の第2駐車場に、これまでと同様、ヒノキ材をふんだんに使った移動式の特設舞台を設置、客席は350席で11、12両日は午後1時と同4時半、13、14両日は午後1時と同6時半の計8回の公演が行われます。

伊勢神宮・特別奉納公演のポスター

伊勢神宮・特別奉納公演のポスター

演目は奉納公演にふさわしい祝儀物の「二人三番叟(ににんさんばそう)」と奈良・吉野山を舞台にした「義経千本桜 道行初音旅(みちゆきはつねのたび)」。4月に6代豊竹呂太夫を襲名する豊竹英太夫、三味線の鶴澤清介、人形の桐竹勘十郎各氏ら豪華な顔ぶれの出演が予定されています。

昨年10月の浅草寺公演では仲見世を文楽人形が練り歩いた

昨年10月の浅草寺公演では仲見世を文楽人形が練り歩いた

バリアフリー文楽と銘打って開催する今回は、障害がある人も楽しめるよう聴覚障害者向けのタブレット用字幕の配信や視覚障害者向けのイヤホンガイド、点字チラシ、パンフレットも用意、身体障害者の車椅子での入場や付添い人も認める予定で2月15日まで整理券の応募を受け付けています。

バリアフリー化は、「にっぽん文楽」の総合プロデューサーを務める中村雅之氏が、自ら館長を努める横浜能楽堂で一足先に「バリアフリー能」の取り組みを進め、このノウハウを生かし、にっぽん文楽プロジェクトでも実現することになりました。

伊勢市役所で行われた会見で、主催者の日本財団・佐藤英夫理事は「伊勢神宮は日本の宝、ここで日本文化の宝の一つである文楽を公演できるのを光栄に思います」と語り、鈴木健一・伊勢市長は「神宮は日本人の心のふる里。バリアフリー公演をたくさんの人に楽しんでもらいたい」、中村プロデューサーも「今回の公演では伝統の継承と本物の追及を目指したい」と、それぞれ意欲を述べました。

今回は鈴木市長の提案で、特設舞台を組み立てる匠の技を地元工業高校の生徒が見学するほか、「お練り」では地元を代表する伝統芸の伊勢音頭(伊勢音頭保存会)の先導で人形を持った華やかな隊列が、内宮のおはらい町から宇治橋まで約700メートルを、にぎやかに練り歩く予定。このほか公演が行われる4日間、近鉄が大阪上本町駅から特別列車「神宮参拝と文楽鑑賞」の運行も予定しています。

整理券の応募先は
〒169−0075 東京都新宿区高田馬場1-31-8 高田馬場ダイカンプラザ420
にっぽん文楽プロジェクト 伊勢公演申込係

その他問い合わせは
にっぽん文楽プロジェクト
電話:03-6233-8948
ウェブサイト:http://www.nipponbunraku.com


文楽の世界、初めて「お練り」(2016.10.17)
にっぽん文楽 〜飲みながら、食べながら文楽〜(日本財団ウェブサイト)






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