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2016年10月26日(Wed)
ひなの里のカフェ、好評
鳥取・用瀬の古民家改修
ボランティア先進県づくりの一環


 鳥取県と日本財団の共同プロジェクト「日本一のボランティア先進県」づくりに関連して鳥取市用瀬(もちがせ)町に築100年を超す古民家を改修したカフェがオープンし好評を呼んでいます。県東部に位置する用瀬町はかつて6,000人を超えた人口が3,600人まで減少し、「もちがせコミュニティまちづくり」(森田孝明代表)では空き家を活用したゲストハウスの整備など町興しに取り組んでおり、9月には大阪に「関西応援隊」も発足しています。

「川のhotori用瀬」とオーナーの山根実さん

「川のhotori用瀬」とオーナーの山根実さん


 オープンしたカフェは「川のhotori用瀬」。JR因美線の用瀬駅近くの閑静な住宅街に8月25日、完成しました。オーナーはコミュニティまちづくりのメンバーでもある山根実さん。鳥取市の繁華街で「MIRAI restaurant&cafe」を経営しており、川のhotori用瀬は2店目の開店となります。

古民家の香りが漂う店内

古民家の香りが漂う店内

店内の様子

店内の様子

木造2階建ての店内は一度に50人ほどが入れる広さ。客は玄関先を流れる幅1.5メートルほどの水路の小さな橋を渡って店内に入り、水草が浮かぶ清流を目の前に、静かな雰囲気の中でコーヒーや食べ物を楽しめるのが特徴です。

JR因美線で鳥取駅から30分、鳥取自動車道で鳥取市中心部から20分の距離にあり、客足が心配されましたが、休みの水曜日を除きウイークデーは50〜60人、週末は100人近い人が訪れ、山根さんは「予想の約1.5倍。県西部や県外のお客さんも多く、当初は多少の不安もありましたが今は手応え十分です」と語っています。

全国に知られる「流しびな」の案内板

全国に知られる「流しびな」の案内板

 用瀬は1918年に用瀬村が町制施行で用瀬町になり、毎年、旧暦の3月3日に千代川の河原で行われる「流しびな」は全国にも知られています。戦後の1955年、他の2村も合併しましたが、その後、人口流失と高齢化が進み2004年、鳥取市に編入合併され、旧町役場は現在、鳥取市役所の支所となっています。

 町の復興に向け、地元の公立島根環境大学の学生らも参加する「もちがせコミュニティまちづくり」が結成されているほか、9月19日には町にゆかりのある人たちによる「鳥取 ひなの里 関西応援隊」(宮本仁志隊長)も立ち上がり、地元特産品の開発、遊休農地や空き家を活用した復興計画に取り組んでいます。

町の復興策を話し合うもちがせコミュニティまちづくりメンバー

町の復興策を話し合うもちがせコミュニティまちづくりメンバー



 ボランティア先進県プロジェクトの助成プログラムの一つに取り上げられており、交通機関の発達で時間距離が格段に短くなった関西圏を視野に特別栽培米など地元特産品の開発や豊かな自然を利用した田舎暮らし体験、エコツーリズムなど多彩な復興策が検討されています。


● 鳥取県 x 日本財団 共同プロジェクト ウェブサイト
● 川のhotori用瀬 ウェブサイト






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