2016年09月07日(Wed)
子どもとの接し方に悩む保護者が交流
日本財団×東大先端研が軽井沢で親子セミナー
親と子それぞれに学ぶ1泊2日 日本財団と東京大学先端科学技術研究センターの共同プロジェクト「異才発掘プロジェクト ROCKET(ロケット)」(以下、ROCKET)は、8月28、29日、長野・軽井沢でユニークな子どもとその親を対象とした合宿形式の親子セミナーを開催しました。親子セミナーは、2016年6月に長崎での開催に続き、2回目。 ![]() 中邑賢龍プロジェクトディレクター(左奥)とセミナー参加者 |
ROCKETは、保護者からの「講義を聞くだけでなく、先生に質問をしたい」、「同じ境遇の親御さんと情報交換をしたい」といった要望を受け、2016年より親子セミナーを実施しています。 折悪しく台風が接近し、2泊3日の予定が、急遽1泊2日に変更となりましたが、悪天候の中、8〜15歳の子ども19人とその親が参加しました。参加者は、他の子どもと一緒に過ごすことが苦手な子や、興奮すると手が出てしまう子など、なるほどユニークな子どもばかり。 蜂の子に味をしめ、「もっと食べたい」と集まる子どもたち ロボットクリエーター・高橋智隆さんの話を間近で聞ける貴重な授業
![]() 下村今日子夫人は「生きるとは、自分の能力を引き出すこと」と題して講演 ![]() 子どもへの接し方を講義する中邑賢龍ディレクター(右)と、ROCKETコーディネーターの赤松裕美さん 中邑ディレクターは、ユニークな子どもへの接し方を講義。先生からは、「親が子に構いすぎる」と少し厳しい言葉もありました。 合宿中も、子どもたちがはしゃいで床にこぼしてしまったジュースを親が片付け、子どもたちは遊び続けている、という場面で、スタッフが一喝。親が道筋をつくるのではなく、子どもたち自身が何をしたいかを決め、決めたことには責任をもって取り組むことを学びました。 ● 異才発掘プロジェクト ROCKET プロジェクトページ(日本財団ウェブサイト) ● 異才発掘プロジェクト ウェブサイト |