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2015年10月01日(Thu)
世界の課題にどう向き合うか
第3回日英グローバルセミナー開催
200人参加してロンドンで


深刻化する世界の課題を日英両国で議論するグローバルセミナーが9月21、22両日、ロンドンの英国王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)で開催された。日本財団、グレイトブリテン・ササカワ財団、チャタム・ハウスの共催で、テーマは「資本主義体制下の民主主義のこれから:日英の展望」。

冒頭、日本財団の田南立也常務理事が笹川陽平会長の挨拶を代読、「私たちが日英グローバルセミナーのマラソンをゴールラインまで一緒に走り切り、この会議の成果が社会全体に広がっていくことを期待します」と述べた。

満席となったチャタム・ハウスのセミナー会場
満席となったチャタム・ハウスのセミナー会場
世界が直面する経済や安全保障、社会問題に、日英両国がどうすれば、これまで以上に効率的に協調できるか、その可能性を探るのがセミナーの目的。政府、企業、NGO、学識者、メディア関係者など195人が参加した。

挨拶する田南常務理事
挨拶する田南常務理事


人口問題、テロまたはサイバー犯罪を取り入れた安全保障、キャピタリスト・デモクラシーの未来など幅広いテーマが取り上げられ、ケンブリッジ大学のジョン・ダン名誉教授、京都大学大学院の中西寛教授、元エコノミスト編集長のビル・エモット氏、バロネス・ネヴィル・ジョーンズ英元安全保障・対テロリズム担当大臣、慶応大学法学部の田所昌之教授、元EU理事会のロバート・クーパー対外・政治軍事問題担当事務局長ら多彩な顔ぶれがパネリストとして参加した。

セミナーで発言する左からサー・ディヴィット、ジョン・ダン、中西寛各氏
セミナーで発言する左からサー・ディヴィット、ジョン・ダン、中西寛各氏


セミナーでは「自由民主主義国は現在、危機に向かっており、政治家が執行力を高めなければ、状態はさらに悪化する」(ジョン・ダン名誉教授)、「民主主義の国々が直面している諸問題の即時的な解決方法はない。民主主義の長期的な機能について、政府は今まで以上に戦略的に考えるべきだ」(中西寛教授)といった意見も出た。

セミナーは日英交流開始400周年の2013年から、日英交流の活性化に向け、ロンドンと東京で交互に開催され今回で3回目。昨年は東京の衆院第一議員会館で開催され、サー・ジョン・メイジャー英元首相が基調講演を行った。今後はこれまでの議論を踏まえ、日英が共同して取り組むべき課題や具体策を中心に成果物をまとめ世論指導者などに配布する予定だ。

(ジェイムズ・ハフマン)




タグ:イギリス
カテゴリ:世界







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