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2015年08月19日(Wed)
高校生4人が職場体験
日本財団で社会貢献に関する仕事を学ぶ

筑波大学附属坂戸高等学校(埼玉県坂戸市)の1年生4人が7月28日、職場体験学習として東京都・赤坂の日本財団を訪れた。財団が取り組んでいるさまざまな事業について担当者から説明を聞いたり、身近な社会問題や問題解決のための方法を自分たちで考えたりしながら、社会貢献に関係する職業への理解を深めた。

日本財団を訪問した高校生4人

日本財団を訪問した高校生4人


4人は、日本財団の教育支援プロジェクト「学プロ」に携わる職員が受け入れを担当し、職員から事前の講義を学校で受けた生徒さん。今回は世の中の職業について広く学ぶ職場体験の一環として、講義を担った職員が財団内を案内した。夏休み中の丸一日をかけての体験学習だったが、4人は熱心に課題に取り組んだ。

執務フロアを訪れた高校生4人(中央)。予期せず質問を浴びせられ、笑顔が漏れた

執務フロアを訪れた高校生4人(中央)。予期せず質問を浴びせられ、笑顔が漏れた

午前は主に財団内の見学。「ここは総務です。学校の中でたとえると事務室のような役割をするところです」などと部署ごとに説明を受け、4人は少し緊張した表情で職員の働く様子を眺めた。いくつかの部署では、事業担当者が仕事内容を口頭で説明。中には、事前に指名されていた職員以外も説明に加わったり、高校生に質問したりする部署もあり、笑い声が響く場面も目立った。

英語の自己紹介にも挑戦

英語の自己紹介にも挑戦

午後も含めたその他の時間は座学が中心で、4人は二つの課題をこなした。一つは、「身の回りの課題」を考えること。これは宿題となっていて、「電車の中で席を譲る人が少ない」「席を譲ると断られることがあった」「利用する電車の路線で事故がたびたび起こる」などの意見が出た。

もう一つは、小児難病をテーマにしたワーク。まずは、財団職員が日本の小児難病をめぐる課題を説明したうえで、「難病を患う子供の家族が、何に困っているかを挙げてください」と問いかけた。「子供のお世話のために、家族それぞれの時間が削られてしまう」「お金がかかる」など次々に意見が出たが、職員が続いて「では、たとえば時間が削られるという問題に対して、どのような解決策があるか」を質問すると、4人は一転して苦戦の様子を見せた。

それを受けて、職員が日本財団による “解決のための事業”を紹介。職員は「この子が生まれてからパジャマを着て寝たことがない」というある母親の言葉に触れながら、家族は時間的にも精神的にもリラックスできない状況が続いていると説明し、そのために日本での「レスパイト」(介護者の休息という意)サービスの充実を進めていると話した。4人は、取り組みのホームページなどを見ながら、真剣な表情で説明に聴き入っていた。

ワークに取り組む4人

ワークに取り組む4人

教育支援プロジェクトに携わりこの日、ワークを担当した田代純一・国内事業開発チーム/学プロリーダーは、「近年、ボランティアや社会貢献についての意識が世の中で高まっているが、実際に実践している人はそれほど多くないというデータがある。これから社会に出ていく若い世代の中に、“社会を変える”という物差しもも加わるようになればいいと思うし、今回のような取り組みがそのきっかけになればうれしい」と話している。
(益田美樹)





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