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2015年03月27日(Fri)
福島に複合型コミュニティホール
New Day基金 第2弾

オープンしたCHANNEL SQUARE福島
オープンしたCHANNEL SQUARE福島


被災地福島の活性化を目指す複合型コミュニティホール「CHANNEL SQUARE福島」が完成し3月26日、オープニング式典が行われた。アート企業「カイカイキキ」(村上隆代表)から寄付された3億4000万円を基に日本財団が立ち上げた「New Day基金」による事業の第2弾。復興活動を進める若者たちと被災者や放射能問題で屋内に閉じこもりがちな子供たちとの新しい交流の場となる。

コミュニティホールは福島市南矢野目の国道13号線沿いにあったレストランを借り受け改修した。平屋建てで床面積は約900平方b。各種イベントに活用できるフリースペースからスケートボードやボルダリングが体験できるパークランド、木登りや森遊び体験用のネイチャースペース、さらに地元産グッズの販売ショップや放射線測定装置も備えられる。

地元グッズの販売コーナー 放射線測定コーナー
地元グッズの販売コーナー=左=や放射線測定コーナーも


東電原発事故以後、福島市では、運動不足に伴う子供の肥満傾向が問題となっているほか、周辺4か所にある仮設住宅では現在も約570世帯1000人が暮らす。「時代に先駆けた新しい遊び場とコミュニティづくり」が運営に当たる一般社団法人「F-WORLD」の狙いだ。

総事業費は約6800万円。うち約4800万円をNew Day基金から拠出し、残りを民間寄付などでまかなった。人気の“オオカミバンド”「MAN WITH A MISSION」からも1000万円が寄付され、この日はリーダーの「TOKYO TANAKA」さんが式典に参加、ほかの関係者とともにテープカットを行った。

TOKYO TANAKAさんらがテープカット
TOKYO TANAKAさんらがテープカット


式典ではF-WORLDの平学代表理事が「笑顔と未来につなぐ新しい施設に育てていきたい」と決意を述べ、カイカイキキの笠原ちあきプロデューサーはNew Day基金設立の経過などに触れた後、「血のこもった素晴らしい建物ができた」と喜びを語った。

また日本財団の尾形武寿理事長は「震災から4年を経て、なお仮設住宅にたくさんの人がいる。こういう人たちが普通の生活に戻れない限り復興はあり得ない。そのためにも有意義な施設にしてほしい」と述べた。会場には細野豪志元環境相も姿を見せ、福島の震災復興の現状を尋ねると「まだまだ、これからです」と答えた。

挨拶する尾形理事長
挨拶する尾形理事長


New Day基金による事業では昨年6月、福島県・猪苗代町に築20年の元酒蔵を改造した「はじまりの美術館」が完成、3月28には宮城県女川市に街づくりの拠点「女川フューチャーセンター」もオープンする。このほか福島県郡山市では若者の活動拠点「福島コトひらく」、宮城県七ヶ浜町では菖蒲田浜地域復興拠点施設、さらに福島県二本松市では都市と農村の新しい関係の構築を目指す体験交流施設の整備が進められており、今秋までに相次いでオープンする。(宮崎正)

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