CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

前の記事 «  トップページ  » 次の記事
2014年06月26日(Thu)
「まごころ奨学金」を随時受け付け ニーズにきめ細かく対応
 犯罪被害者の子弟に対して無利子で奨学金の貸与を行う「まごころ奨学金」制度を実施している日本財団は、期間を限定していた募集方法を見直し、6月からいつでも申請できるように変更した。奨学金を必要としている人のニーズにより柔軟にきめ細かく対応し、幅広い利用を目指す。

20140626-1.jpg

 「まごころ奨学金」は2013年度から始まった。交通事故や詐欺被害、傷害、殺人など理不尽な犯罪に遭遇し、経済的に不安定となった家庭の子どもを対象に、高校、短大、専修学校(専門課程)、大学、大学院の修学中および進学後の修学期間に奨学金を貸与する。振り込め詐欺救済法に基づく預保納付金を活用して、日本財団が担い手となり制度を運用している。これまで47人が奨学金を得て学業に励んでいる。
 貸与金額は、大学院に在学する学生には、入学一時金30万円と月額10万円。大学や専門学校などに在学している場合は、入学一時金30万円と月額8万円。高校生などには入学一時金6〜25万円、月額3〜5万円がそれぞれ上限として貸与され、1万円単位で自由に設定できる。保護者が理不尽な犯罪に遭遇し、経済的に不安定であるなどの要件を満たしていることを前提として、奨学生として決定した年度の開始月から、在学する学校の正規の修学期間中、貸与を受けることができる。

 奨学生を取り巻く環境は厳しい。両親を交通事故で亡くし、これまで祖父母のもとで生活してきた大学生。DV被害に遭って母親と二人で暮らしている高校生。離婚した母親が詐欺被害に遭い、貯めていた大学進学のための預金をすべて失ってしまった大学生。父親を殺人事件により亡くした高校生や大学生など、状況は複雑だ。

 奨学金の返済期限は、貸与期間の終了した月の翌月から起算して、半年を経過した月から30年以内となっている。申請方法は、「まごころ奨学金」ホームページより、募集要項・申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、必要書類と併せて、当財団まで郵送する。
募集要項・申請書は、当財団から自宅へ郵送することも可能。

募集要項
募集要項

 申請書が受理されてから、おおよそ4〜6か月後に貸与を受けることができる。1人でも多くの被害者の子弟へ「まごころ奨学金」の募集の情報が行き届くことを期待している。(芳川龍郎)




コメントする
コメント


 選抜された6チームがバチさばきを披露 都内で太鼓チャリティコンサート  « トップページ  »  日中関係40年史 中国語版刊行/天安門事件、尖閣諸島関係を削除