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2018年05月25日(Fri)
「夢の貯金箱」から「チャリティー自販機」に変わる!
日本財団の寄付の仕組みも変更
「寄付先を選べ、早く実施できる」


日本財団は「夢の貯金箱」の愛称で親しまれてきた社会貢献自動販売機の名称を今春から「日本財団チャリティー自販機」に変更すると共に、寄付の仕組みを改め、寄付者が自ら支援先を選べるようにした。これまでは年に1回、「ゆめちょ総選挙」を行い、投票結果に基づいて支援先の割り振りを決めていた。このため自販機設置者や寄付者から「リニューアルで何の寄付に活用されるか、分かりやすくなった」と好評だ。

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新名称の社会貢献自販機が並ぶ=東京・赤坂の日本財団ビル前で



わが国の飲料自販機設置数は244万台にのぼり、米国の296万台に次いで世界2位。人口に対する設置普及率では世界1位で、文字通り“自販機大国“である。これを受け、日本財団は自販機で飲料を購入すると、1本につき10円が寄付される社会貢献の仕組みを考案、2008年から「夢の貯金箱」の名称で寄付を受け付けてきた。こうした自販機は年々増え、今年4月現在、全国で6,600台が稼動している。それに伴って寄付金額も増加し、昨年1年間の寄付金は約2億5,000万円だった。この10年間の寄付金総額は約10億600万円にのぼっている。

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リニューアルされた自販機の上部



その半面、これまでは寄付者が支援先を選べないうえ、年1回の「ゆめちょ総選挙」では、寄付者の思いが速やかに支援先に届かない嫌いがあった。このため、支援対象事業を日本財団が主宰する5事業(@子どもの貧困対策支援A難病児と家族支援B夢の奨学金への寄付C災害復興支援特別基金Dヒーローズ・ファンド)に限定し、この中から支援したい事業を選び、そのポスターが貼ってある自販機から飲料を購入してもらう仕組みだ。

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支援対象先の5事業を明示したポスター



自販機を通じて気軽に社会貢献に参加できることから、この10年間に地域の中でイノベーションの輪が広がっている。滋賀県甲賀市にある社会福祉法人やまなみ会が運営する知的障害者授産施設「やまなみ工房」では、利用者のアート作品をチャリティー自販機のデザインに採用、人気を呼んでいる。今春には福祉施設の自販機だけでなく、甲賀市役所の自販機にも同工房の利用者の作品が採用された。

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甲賀市役所に今春設置されたユニークなデザインの自販機



チャリティー自販機を担当する日本財団の佐藤優至職員は「自販機には支援活動報告のポスターも掲載しています。休憩時間にドリンクを飲みながら、社会貢献のことを話すきっかけになってほしい」と話している。







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