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2018年05月16日(Wed)
全国説明会で活動の趣旨と学び方紹介
異才発掘プロジェクトROCKET
日本財団ビルで開催 今年11会場目


「異才発掘プロジェクトROCKET」を共同で進める日本財団と東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)は5月11日、活動の趣旨やROCKETの学び方を紹介する全国説明会を東京都港区の日本財団ビルで開催した。今年の説明会は全国16会場で実施し、今回が11会場目。

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ROCKET東京説明会の会場風景



突出した能力はあるものの、不登校の傾向にあるなど現状の教育環境になじめていない小・中学生を選抜し、継続的な学習保障や生活のサポートを行っているROCKET。当日の説明会には親子連れを中心に115人が来場した。

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説明するプロジェクトディレクター中邑賢龍・東大先端研教授



プロジェクトディレクターの中邑賢龍・東大先端研教授は、人工知能やロボット時代に向け社会が求めてきた能力が大きく変わる時代にきていると指摘し「これからは好きなことを、好きなようにやっていく力が求められている。知らないところに飛び込んでいく力、何かゼロから生み出す力を養うことが大切だ」と述べ「子どもには子どもの特性があり、誰にも可能性が潜んでいる。登校か不登校かではなく、学習の機会があるかどうかが実は重要だ。短い期間に評価を求めるようになってきているが、長い目で子どもを見て、彼らの可能性をつぶさないようにしてほしい」と呼び掛けた。

その上で中邑教授は「ROCKETでは、勉強は教えない。勉強は自分でする。教えるんじゃなくて、つぶさない。ほめるんじゃなくて、挑発する。そして自己責任を取らせる。ポリシーは教科書なし、時間制限なし。学校ではないので、好きなことをする。子どもは見捨てない。自分が何をしたいのか、希望を実現するために、認めてもらえるよう本人が創意工夫し、申請書を提出するのが基本だ」と紹介した。

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好きなことで突き抜けて生きるトップランナーの一言は子どもたちを魅了する



書類選考と面接で選ばれた「スカラー候補生」には、興味関心や特性に応じたプログラムを提供。そのプログラムの中で、自分の学びをさらに加速させ、顕著に“突き抜け感”が出てきたと事務局が判断したスカラー候補生だけが「ROCKETスカラー」に移行する。

プロジェクトは14年12月にスタートし、同年度の1期生は応募者601人から15人、15年度の2期生は同536人から13人、16年度の3期生は同527人から31人、17年度の4期生は同363人から32人、計91人のスカラー候補生がこれまでに誕生した。

今年の5期は、原則小学3年から中学3年までの児童・生徒を対象に、6月20日から30日の間(予定)募集し、9月末までにスカラー候補生(人数未定)を選ぶ。例年12月に開校式を行っている。興味への探究心があり、不登校傾向など、学習の機会が十分に保障されていないことなどが選抜の対象となる。

今年の全国説明会は、これまでに館林市(千葉県)、大分、鳥栖(佐賀県)、札幌、米子(鳥取県)、松山、東京、名古屋、広島、山口の10都市で開催し、東京は今回2度目。5月中さらに函館(12日)、青森(13日)、大阪(25日)、奈良(26日)の順で実施し、3度目の東京(27日)で最後。参加は無料。ビデオでROCKETの活動を紹介し、不登校の子への支援実態を案内する。自宅で学ぶ方法やコミュニケーションがうまくいかない子へのアドバイスも行う。



● 異才発掘プロジェクト ROCKET(日本財団公式ウェブサイト)







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