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2018年04月27日(Fri)
ハンセン病写真展「OUR LIVES」を開催
インドで初、5月1日まで
約60カ国で撮影の90点展示


ハンセン病の制圧活動を40年以上続けている日本財団は、4月20日から5月1日まで、インドのデリーでハンセン病についての理解促進を目的とした写真展を開催している。タイトルは「OUR LIVES」で、インドのハンセン病患者やその家族が暮らすコロニーで撮影された写真50点とその他の国のハンセン病に関する写真40点、計90点が展示されている。これらの写真は日本財団のフォトグラファー、富永夏子さんが撮影したもので、笹川陽平・日本財団会長に16年間同行して約60カ国のハンセン病の現場を写真におさめてきた。

写真が展示された会場を見て回る人たち

写真が展示された会場を見て回る人たち



写真展のオープニングレセプションは4月19日に開催され、平松賢司駐インド日本大使、会場となったインド・インターナショナル・センター(IIC)のディレクター、ヴェルマ氏や在インドの日本企業16社の代表ら約70人が集まった。冒頭のあいさつで笹川日本財団会長は「ハンセン病施設のオープニングに招待されたマハトマ・ガンジーは、オープニングではなく、クロージングの時には喜んで出席すると言った。私も、50年後にはハンセン病について心配しない時代になっていることを祈る。そして、富永夏子さんがこれまで撮り溜めた写真が歴史的な価値のあるものになることを願う」と述べた。

挨拶する笹川日本財団会長

挨拶する笹川日本財団会長



続いて富永夏子さんがあいさつし「写真展を見てくださった方がハンセン病について考えるきっかけとなり、その考えを家族や友人へ伝えて行くことで、ハンセン病というだけで差別を受けている人々の環境が変わるかもしれない。ぜひ声に出して話して欲しい」と呼びかけた。

平松大使(中央)、ヴェルマ氏(右)と話をする富永さん

平松大使(中央)、ヴェルマ氏(右)と話をする富永さん



会場に駆けつけた写真のモデルとなったアニータさん

会場に駆けつけた写真のモデルとなったアニータさん

写真展には、インド・インターナショナル・センターの会員や、新聞、インターネットを見て来たという人が大勢訪れている。「人は誰もが同じであるというメッセージが強く印象に残った」「現状がよくわかった。彼らがより良い生活を送れるには、どのようにしたらいいのか考えていきたい」「5年後の彼らの生活がどうなっているのか知りたい」などの感想が寄せられた。

歴史上最も古い病気の一つであるハンセン病は、治る病気となった現在でも人々が持つ偏見や差別が根強い。ハンセン病になった人だけでなく、家族の人生にも大きな影響を与えている。日本財団はこのような偏見や差別をなくすための活動を今後も引き続き行っていく方針だ。


● ハンセン病〜病気と差別をなくすために〜(日本財団ウェブサイト)
カテゴリ:健康・福祉







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