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2018年03月22日(Thu)
【学生から見た日本財団】実は知らないお隣さん
学生が見た日本財団
中国と日本が仲良くなるには
日中交流プログラムで中国と日本の学生が討論


3月2日、日本財団ビルにおいて「知りたい魅力 伝えたい魅力 日中再発見―お互いがなかよくなるために」をテーマに日中若者討論会2018が行われました!日中未来共創プロジェクトに参加している訪日団の29名とPanda杯全日本青年作文コンクール受賞者の日本人大学生18名が参加し、経済、文化、教育、メディア、観光の5つのうち好きな分野を選んで話し合いました。私もグループの一員として参加させていただきました!

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日中若者討論会2018に参加した学生


私達のグループは観光について話し合いました。
みんなでお互いの国の魅力を出し合っていくうちに、中国で松坂桃李さんが中国を観光した動画が有名なので有名人が観光した動画は影響力が大きいのではないか、両国で人気のあるSNSを使えばより効果的な宣伝ができるのではないか、などたくさんの意見がでました。話し合いをまとめると、

中国
(1)広い国土を生かし、地域によって異なる自然の豊かさをアピール!
(2)長い歴史によって培われた万里の長城などの文化遺産をアピール!

日本
(1)夏の花火大会など四季に合わせた行事やイベントを通じて四季をアピール!
(2)和菓子作りや着物など実際できる体験で文化をアピール!

という形になりました。

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出てきた案を床に並べながら話し合いました。



最後にこれらの話し合いをスライドにまとめ、6分間で各班が発表しました。日本のアニメと中国の食文化を融合させるため地域による餃子の違いをアニメにまとめてインターネット上に流す、中国の伝統民族衣装と日本の着物を今風にアレンジして売る、などユニークな意見がたくさん出ました!

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緊張した面持ちの発表者



今回の話し合いを通じてお隣さんである中国のことについて実はよく知らなかったことに気づきました。「中国」ときいて思いつくのはあまりいいイメージのない政治的な問題ばかりです。しかし、話し合っていく中で実は日本のスマホゲームや映画など日本のポップカルチャーが中国にも受け入れられていること、対照的に日本ではあまり中国のポップカルチャーは知られていないことに気づきました。「例え政治的に対立しても民間での交流をやめてはいけない」と最後に語った日本財団理事長尾形氏の言葉に納得しました。

実は今まで歴史的に一度も交流の途絶えたことのないお隣さん、中国。実際に交流してみると、また違った一面がみられるかもしれません!

(上智大学上智新聞編集局/岩ア結衣)







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