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2017年11月30日(Thu)
【学生が見た日本財団】1日限りの公園楽しみ尽くそう(2)
学生が見た日本財団
ONE DAY PARK 体験レポート第2弾
サイバスロンってなんだろう。体験試乗しました!


さて、本記事は11月18日に東京国際フォーラムで開催された日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017のイベントの1つ、ONE DAY PARKの体験レポ第2弾です。
第1弾をまだお読みになっていない方は こちら からどうぞ!!今回も1日限りの公園をどのように私が満喫したかをたっぷりとご紹介します。

皆さんは「サイバスロン」と呼ばれるスポーツ大会を知っていますか?

私は今回このブースに行くまでその存在を知りませんでした。「サイバスロン」とは、ロボットを使った障害者スポーツ大会であるとのこと。ONE DAY PARKでは、その車いす部門で世界4位に輝いた「RT-Mover Ptype WA」の試乗体験ができました!!

RT-Mover Ptype WA

RT-Mover Ptype WA


この車いすは和歌山大学の中嶋秀朗教授が開発されたそうです。普通の車いすとは違う、確かな存在感を感じますね。とってもカッコいいです。

さて、中嶋教授の監督のもと、体験会が始まります。この回で試乗できるのは1人までと開いていましたが、なななんと今回!!この車いすにぜひ乗ってみたい、という私の希望から乗せていただくことに成功しました!!

まず、普通の車いすに乗ってみます。会場には17センチメートルの段差が用意してあるのですが、普通の車いすでは絶対に登れませんでした。普段何気なく上り下りする些細な段差が車いすではこんなにも高い壁になるのかと驚きます。

そして、満を期してRT-Mover Ptype WAに乗らせていただきます!

ドキドキしながら試乗・・・

ドキドキしながら試乗・・・


操作は本当に簡単、レバーを行きたい方向に倒すだけです。段差も、4つある車輪が独立して軸を変えるためスイスイと上り下りすることができます。乗り心地もとても安定していてこれが車いす!?とびっくりです。

サイバスロンはロボット好きな人や障害者スポーツに興味がある人も、いろんな人が楽しめるのが魅力だ、というのは中嶋教授の談。ぜひ私も今度大会を観戦したいと思いました。

お次は「キリン絆プロジェクト」に向かいます。ここではキッチンカーで三陸沖の海産物を楽しむことができます。被災地復興を応援できてかつ美味しいものが食べられるなら文句なし!ですね。
種類豊富なカキ料理と迷った末に私が選んだのは「蒸しホヤ」。ホヤって魚?なんてとぼけたことを言う私に友人からは「貝だよ!」の一声。これはぜひ食べて見なければと購入します・・・。

見た目はちょっとグロテスクなホヤ

見た目はちょっとグロテスクなホヤ


本当に初体験の味でした。でも、おいしい! 海の匂いが香ってなんとも言えない甘みと苦味を感じます。こんなヘンテコな見た目からは考えられないような味の複雑さをホヤは私に教えてくれました。

以前記事でも紹介したバリアフリー地図アプリ「B-maps」のブースもONE DAY PARKにはありました。 この記事 もぜひ読んでみてくださいね!

1日限りの公園、隅から隅まで楽しめました! 楽しく遊べて時には学べて、おいしい体験もあるONE DAY PARKに行けてよかったです!!

(上智大学/岩崎 瑠美)



● 日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017 ウェブサイト







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