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2017年10月18日(Wed)
「中日関係改善の動きが出てきた」
作文コンクール表彰式で劉臨時代理大使
Panda杯に498点の応募


4回目となる「Panda杯 全日本青年作文コンクール」の表彰式が10月16日、東京都港区の中国駐日大使館で行われ、劉少賓臨時代理大使は「日中国交回復45周年にあたる今年は、中日関係改善の大きな動きが出てきた」、「青少年が中日友好の未来を作る」などと受賞者を激励。特別協賛する日本財団の尾形武寿理事長も「いろんなこともあったが、長い歴史で見れば日中関係の争いは少なかった」とした上で「自分の足で実際の中国を見てほしい」と述べ、ともに両国の友好に向け若者の活発な交流を呼び掛けた。

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影


コンクールは中国駐日大使館、日本科学協会、人民中国雑誌社の共催。16〜35歳の日本人を対象に4月から4ヶ月間、「@Japanわたしと中国」のテーマで作文を募集し、498点の応募があった。中国訪問体験や何気ない中国人との交流などを題材にした作品が多く、10点が優秀賞、5点が入選賞、40点が佳作、計82人が応募した東京学芸大など3校が団体賞に選ばれた。

表彰状を手渡す劉臨時代理大使(左)

表彰状を手渡す劉臨時代理大使(左)


表彰式では優秀、入選賞全員と佳作の代表者一人ひとりに劉臨時代理大使や来賓が表彰状を手渡した。優秀賞受賞者ら14人が中国旅行に招待され、17日から1週間、北京、天津、南京、上海を回り、中国人学生とも交流する。

尾形日本財団理事長(右)

尾形日本財団理事長(右)


優秀賞のひとり東京学芸大1年の小嶋心さんは、文字を持たず歌で村の歴史を伝える中国貴州省の少数民族トン族の「蝉の歌」の合唱をテレビで見て、その感動を「忘れられない歌」にまとめた。この日は受賞者を代表して「コンクールを通じて広い視野を持つことができた。中国訪問は初めて。中国の今を肌で感じてきたい」と喜びを語った。

懇親会でも活発な交流が

懇親会でも活発な交流が


喜びを語る古谷さん

喜びを語る古谷さん

また佳作に選ばれた古谷惠莉子さん(東京学芸大4年)は今年2月、日中両国の学生50人が参加して東京で開催された討論会「日中関係の将来像について」の実行委員会メンバーで、当日の司会も努めた。その体験をまとめた作文は「なんとなく嫌わないで」。表彰式後の懇親会では「討論会の後、中国人の友人も増えた。政治のことは分からないが、今後、民間交流はどんどん盛んになると思う。初めての中国にドキドキしている」と笑顔で語った。

日本科学協会では2004年度から日本語を学ぶ中国人学生を対象にした日本知識大会、2008年度からは人民中国雑誌社、中国青年報社と共催で笹川杯作文コンクールを開催、双方の優勝者らを日本に招請している。パンダ杯はこれを受けて2014年にスタートした。初年度の応募作文は224点で、4年目の今年はその2倍を超えた計算。日中関係が冷え込む中での若者交流を次第に広げつつある。
タグ:Panda杯
カテゴリ:世界







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