2017年10月13日(Fri)
海モンスター「アバサンシン」初披露
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サンゴの白化現象、オニヒトデの発生、ごみ問題、赤土による海水汚染、温暖化による生態系の変化など、沖縄の海も今さまざまな課題を抱えている。海がどうなっているのか、海にどのような危機や変化が表れているのか、身近にあるがゆえに気付いていない沖縄の子どもたちが、これを機に意識し、行動するきっかけにしてほしいと、実行委員会は沖縄県教育委員会を通じて、海モンスターのイラスト案を5月20日(土)〜7月9日(日)にかけて、県内在住の小学生に公募した。
小学3年生発案のグランプリ作品「アバサンシン」のイラスト 海のキャラクターであることがよく分かる▽独創的で背景のコンセプトがしっかりしている▽キャラクター化が可能−であることを選考基準に1400件を超える応募の中から、浦添市に住む小学3年生の作品「アバサンシン」を大賞に選出した。 作品の設定によると、アバサンシンは宮古島市平良島尻生まれ。海のごみを食べて海モンスターになった。海をきれいにする、大切にする、という感謝の気持ちを持つ人間にしか、その姿が見えず、海をきれいにする、大切にする、ことを人間に伝えている。得意技はアバアタック(全身膨れて体当たり)、弱点はアバアタックした体がすぐに戻らずカウンターを食らう。 選考の講評は(1)海のごみ問題だけでなく、海をきれいにする、大切にする、ことにも着目している(2)「アバサー」(総称:ハリセンボン)と宮古の方言「アバ」、そして「三線」と沖縄の要素もふんだんに取り入れ、コミカルに、かわいくまとめ上げている−点を高く評価した。 ショーに詰め掛けた参加者の様子 キャラクター化された「アバサンシン」は、那覇市の奥武山総合運動公園内で開かれた那覇まつり中での「RBC(琉球放送)市民フェスティバル 琉神マブヤーショー」に初登場した。沖縄の美しい海を守る心の象徴マブイストーンを巡り、悪の軍団と琉神マブヤーが火花を散らす。海のゴミを食べて育ったアバサンシンを人質に取る悪の軍団。アバサンシンを無事に救出し、奪われた「海を大切にする心」を取り戻すことができるのかー。 ショーの途中、司会進行のお姉さんが何度も、みんなが海を大切に思う気持ちがないとマブヤーが負けてしまうと連呼し、数百人の親子連れに応援を呼び掛ける。悪役に向かっては、あなたたちがどんなに海を汚しても、海をきれいにする気持ちのある子どもたちが海をきれいにするから無駄だと、子どもたちの心を駆り立て、分かりやすい内容で海の大切さを訴えた。 実行委員会が保護者を通じて得た回答によると、グランプリに輝いた児童がアバサンシンを思い付いたきっかけは、おじとシュノーケリングに行ったとき、ゆったりと泳いでいたアバサーだけは簡単に手づかみでき、何とも言えない親近感が生まれたことなどから。アバサンシンには「愛嬌のあるルックスで、皆に愛される海モンスターになってほしい」とあつい思いを込めている。 ● 海と日本PROJECT ウェブサイト |


