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2017年09月19日(Tue)
パラオ海域の違法操業を取り締まる中型巡視船 「KEDAM」と命名
パラオ共和国に日本財団から中型巡視船が供与されることになり、その命名式が9月18日、トミー・レメンゲサウ大統領出席のもと広島県呉市の警固屋造船で行われた。巡視船は長さ40mで最大速度26ノット。

式典には大統領夫人や兵庫県の海技大学校で操船訓練を受けている同船クルーも出席。「KEDAM」と命名され、レメンゲサウ大統領は「KEDAMはパラオ海域に生息する軍艦鳥で勇敢な鳥。パラオの将来をしっかり見守ってほしい」と期待と決意を表明した。年末にはパラオに引き渡される予定。

パラオ大統領とKEDAM、クルーほか

パラオ大統領とKEDAM、クルーほか


パラオ海域では近年、中国やベトナム、フィリピンの漁船による違法操業や環境破壊が深刻化。漁業や観光を収入源とする同国に大きな打撃を与えている。

日本財団は2008年以降、パラオ共和国をはじめとするミクロネシア3国に対して小型パトロール艇や通信設備の整備、人材養成など海上保安強化のための支援を実施してきた。さらに50万㎢を有する広大なパラオ海域の管理強化を目的に航続距離が長い中型巡視船を整備、クルーの訓練とともに支援している。

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海技大学校で操船訓練中のクルー


また、パラオ政府が海洋管理の推進のために打ち出した海洋サンクチュアリ構想の実現に向け、2015年に「21世紀における日本パラオ海洋アライアンスに向けた覚書」を締結し、海上保安や環境保全における支援に力を入れている。

レメンゲサウ大統領は「パラオと日本は良好な関係を築いてきた。この船はさらなる関係強化を示す事例となる」と謝意を表明。「クリスマスまでには届けます」との関係者の説明に、レメンゲサウ大統領は「素晴らしいプレゼントになる」と笑顔を見せた。

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KEDAMと命名


タグ:巡視船 パラオ共和国
カテゴリ:海洋







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