練馬区社会福祉協議会では、
社会福祉士、精神保健福祉士などの資格実習の受け入れを行っています。基本的に全部署を期間中に回っていただきながら、各自設定したテーマに基づいて学びを深めて頂き、なんと最終日には成果発表をして頂いています。
10月23日から来ていた社会福祉士の実習生が12月9日に成果発表を終えました。今回は社会人経験のある方も多くいらっしゃいました。この期で今年度の資格実習の受け入れも終わりになります。
さて、当日の写真とともに、今回も成果発表後の突撃インタビュー
です
質問の項目は…
@成果発表のタイトル
A成果発表で伝えたかったこと
B実習を終えての感想
C実習での経験を今後どういかすか?東京福祉大学 Sさん@福祉のまちづくり〜一回一回、一人ひとりを大切に支援するために〜
A「福祉のまちづくり」というと、大きなものだと捉えられますが、実は住民一人ひとりの生活をより豊かにするための地道な活動であるということです。成果発表は自分の学びを整理する良い機会でした。
B様々なプログラムがあり、とても充実した実習でした。なによりどちらの部署の職員の方も優しく、丁寧に対応して頂き、感謝しています。
C自分も地域での社会資源の一つであるということを自覚して、利用者と関わり、利用者の自己選択、自己決定を促すことができる社会福祉士になりたいと思います。
東京福祉大学 Mさん@練馬区社協の活動〜児童分野での活用〜
A社協での活動を他の福祉活動でも活かしていきたい。特に地域づくりのノウハウは社協で学ぶことに大きな意味がありました。例えば地域の中で「気になる子」がいる時に、いち早く福祉機関が発見・対応ができるような地域づくりに活かせること等を伝えたかったです。
B様々な支援内容を見ることができ、自分の視野を広げる貴重な経験とすることができました。また、つながりを強く意識するきっかけとなりました。支援者と対象者だけでなく支援者同士のつながりが強いことで対象者を包括的に支援していけることを体感しました。
C施設・機関にはそれぞれ得意な活動があります。それらを上手く組み合わせて円滑に福祉が機能するように、施設・機関の理解とつながりを深める活動を行っていく。
武蔵野大学 Hさん@練馬区社協がつくるつながりのある地域
A練馬区社会福祉協議会ではどのようにつながりをつくっているのか、25日間の実習で感じたこと・学んだことを発表しました。実習では福祉作業所や障害者地域生活支援センター、光が丘ボランティアコーナーを含め全部署を回り、各部署が地域の様々な人とつながりがあることや、社協各部署同士もつながっているということを感じ発表しました。
B実習では職員の方はもちろん、住民の方と接する機会が多くありました。そこでかけて頂いた言葉や住民の方の思いを知り、地域には素晴らしい方がたくさんいるのだと学ぶことができました。皆様ありがとうございました。
Cこれから就職活動を本格的に始めて行くので、どこで働くことになるかは分かりません。ですが福祉の現場で働き、実習で学んだことを活かして、頂いた優しさや思いやりを少しずつでもお返ししていきたいと思っています。
日本大学 Tさん@練馬区社協の理念について〜ひとりの不幸も見逃さない地域づくりとは〜
A私は練馬区社協の「ひとりの不幸も見逃さない〜つながりのある地域をつくる〜」という理念について大きく関心を持ちました。なので成果発表では、練馬区社協の全部署での実習を通じて、不幸という言葉に注目しました。不幸はそれぞれの人によってとらえ方が違うけれど、福祉の主体は本人という考え方をもとに社協が本人と地域のつながりを作ろうと動いていることがわかりました。
B実習前は社協や練馬区社協の理念について漠然としていましたが、実習を通じて様々な地域の方々と出会い、関わることで人と人とのつながりの大切さを学ぶことができ、充実した実習生活を送ることができました。
C今後福祉について学んでいく上で、人と人とのつながりの大切さを忘れずに取り組んでいきたいです。また、私自身が練馬区民であるので、実習で終わりにするのではなく、これからも練馬区社協と何かしらのつながりを持っていきたいです。
緊張!の発表風景…
発表後!みんな「ほっ」と一息。いい笑顔です
今年度の社会福祉士、精神保健福祉士の実習が終わりました。
実習生のみなさんに、今回も多くの気付きと学びをいただきました。
学校の先生方はじめ、みなさまありがとうございました!
また、また一回り大きくなったみなさんと、いつか一緒にお仕事ができるとうれしいです。
みなさんに期待しています
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