「NPOに聞く!若者支援の今」開催報告[2014年03月07日(Fri)]
2月22日の土曜日、石神井公園のピアレスにて
トークセッション
「NPOに聞く!若者支援の今」が開催されました。
今回は、練馬春日町にある
若者の就労をサポートする「ねりま若者サポートステーション」
(運営:NPO法人文化学習協同ネットワーク)
所長の佐藤真一郎さんと
不登校やひきこもり経験者も多数参加する
ワークキャンプを主催している
NPO法人goodの代表の磯田浩司さんをゲストに
お招きし、お話を伺いました。
前半。
佐藤さんの話では、若者を取り巻く社会状況について
説明があり、高校入学者を100人とすると、その後
スムーズに進学や就職、就業継続する人は、うち約4割。
たちどまる若者は、もはやマイノリティの課題ではない
という話がありました。
続いて、NPO法人goodの代表の磯田浩司さんは、
これまで開催したタイやスリランカのキャンプに
参加した若者にどんな変化が見られたか、
エピソードを紹介。
スライドでは、村の人たちと涙なみだで
別れる青年たちの表情が、印象的でした。
この日、会場には50名以上もの参加者が、
お二人の話を聞き入っていました。
さて、後半のセッションでは、
コーディネーターの武田信子先生(武蔵大学人文学部教授)より、
テーブルとイスを動かして、輪になって話をしましょう。
そして、当事者や関係者の方で
今日は話を聞くために来たという方は、
自分の居心地のいい場所に
座ってもらって構いません・・・と、提案。
そこで、皆でテーブルを動かし、
会場を参加者が大きな輪になる形にかえて、
参加型トークセッションが始まりました。
前半のお二人の話を受け、
参加者からはたくさんの質問の手があがりました。
ここからは、
様々な問いに対して、
率直に応えるスピーカーの生きた話に
自然とひきこまれるように、
皆聞き入っていたように思います。
参加者のなかには、不登校やひきこもりの経験者や
今、その途上にある方や家族の方も多くいましたが、
「何かわたしにできることはないか・・・」と考えている人が、
ほぼ同じくらいの数、いや、それ以上でした。
今回のトークセッションは、
「まず、実状を知る」ということで開催しましたが、
悩みを相談したい方が適切な情報を得て、
解決への一歩へつながる ということが目的のひとつです。
そして、もうひとつ。
身近な課題を多くの人と共有し、
解決していくための手だてを考える
ということもあります。
サポステの佐藤さんの話にありましたが、
地域で様々な参加の機会をつくること。
そういう若者の居場所を一緒につくっていくということも
またひとつ考えられることかもしれません。
参加というと、すごく大そうに聞こえますが、
おそらく、日頃の何気ないやりとりだとか、
日々のコミュニケーションのあり方に
関わるのかなあと感じます。
今、ここにいる一人ひとりが、
思わず主体的になってしまうような場を
どうつくっていくか、
これからも考えていきたいなあ・・・と思いました。
そんな・・・2月22日でした。
以上共有までです。
PEPE
トークセッション
「NPOに聞く!若者支援の今」が開催されました。
今回は、練馬春日町にある
若者の就労をサポートする「ねりま若者サポートステーション」
(運営:NPO法人文化学習協同ネットワーク)
所長の佐藤真一郎さんと
不登校やひきこもり経験者も多数参加する
ワークキャンプを主催している
NPO法人goodの代表の磯田浩司さんをゲストに
お招きし、お話を伺いました。
前半。
佐藤さんの話では、若者を取り巻く社会状況について
説明があり、高校入学者を100人とすると、その後
スムーズに進学や就職、就業継続する人は、うち約4割。
たちどまる若者は、もはやマイノリティの課題ではない
という話がありました。
続いて、NPO法人goodの代表の磯田浩司さんは、
これまで開催したタイやスリランカのキャンプに
参加した若者にどんな変化が見られたか、
エピソードを紹介。
スライドでは、村の人たちと涙なみだで
別れる青年たちの表情が、印象的でした。
この日、会場には50名以上もの参加者が、
お二人の話を聞き入っていました。
さて、後半のセッションでは、
コーディネーターの武田信子先生(武蔵大学人文学部教授)より、
テーブルとイスを動かして、輪になって話をしましょう。
そして、当事者や関係者の方で
今日は話を聞くために来たという方は、
自分の居心地のいい場所に
座ってもらって構いません・・・と、提案。
そこで、皆でテーブルを動かし、
会場を参加者が大きな輪になる形にかえて、
参加型トークセッションが始まりました。
前半のお二人の話を受け、
参加者からはたくさんの質問の手があがりました。
ここからは、
様々な問いに対して、
率直に応えるスピーカーの生きた話に
自然とひきこまれるように、
皆聞き入っていたように思います。
参加者のなかには、不登校やひきこもりの経験者や
今、その途上にある方や家族の方も多くいましたが、
「何かわたしにできることはないか・・・」と考えている人が、
ほぼ同じくらいの数、いや、それ以上でした。
今回のトークセッションは、
「まず、実状を知る」ということで開催しましたが、
悩みを相談したい方が適切な情報を得て、
解決への一歩へつながる ということが目的のひとつです。
そして、もうひとつ。
身近な課題を多くの人と共有し、
解決していくための手だてを考える
ということもあります。
サポステの佐藤さんの話にありましたが、
地域で様々な参加の機会をつくること。
そういう若者の居場所を一緒につくっていくということも
またひとつ考えられることかもしれません。
参加というと、すごく大そうに聞こえますが、
おそらく、日頃の何気ないやりとりだとか、
日々のコミュニケーションのあり方に
関わるのかなあと感じます。
今、ここにいる一人ひとりが、
思わず主体的になってしまうような場を
どうつくっていくか、
これからも考えていきたいなあ・・・と思いました。
そんな・・・2月22日でした。
以上共有までです。
PEPE