ボランティアで新しい自分をみつけよう!Part2[2012年05月29日(Tue)]
先月、地域福祉情報紙ねりまの4,5月号のボランティア特集でご紹介したお二人についてブログにかきましたが、
今日はもう一組について、ご紹介します。
現在、高齢者施設で、月に1、2度バイオリンとピアノの演奏のボランティアをしている
YさんとSさんです。
おふたりは昨年春、同じ音楽大学を卒業し、今はそれぞれフリーで音楽活動をしています。
今回のボランティア活動を始めたきっかけは?
Sさん:音楽には、人を元気にする力があると思うんです。というのは、前に、保護観察官をしていた祖母の勧めで、実家の近くの病院でピアノを演奏したとき、患者さんがとても喜んでくれたのです。それで、卒業後も何かできないかと思って、ボランティアセンターに相談に行ったのがきっかけです。
Yさん:Sさんとは、学生時代、バイオリンの伴奏をしてもらったことがきっかけで知り合いましたが、ときどき顔を合わせる程度。でも、卒業後、Sさんから施設で一緒に演奏しないかと誘ってもらい、それまでもサークルの仲間と施設で演奏したりしていたので、いいよ〜ということに。
おふたりとも、学生時代からごく自然にボランティア活動をしていたようです。
今からちょうど1年ほど前に、ボランティアセンターに相談に来られ、高齢者の方々が集まるデイサービスセンターをご紹介しました。
ここ(デイサービス)でボランティアを始めて良かったことは?
と聞くと、間髪いれず、
「いっぱいあるよね」との答え。
例えば?
Sさん:反応がとてもいいので、喜んでくれているのが分かるんです。
Yさん:あれが聞きたい!などとも言ってくださるしね。
今はプロとして演奏活動もしているお二人。
仕事での演奏活動との違いは?
Yさん:仕事では結婚式やイベントのBGMとして演奏することも多いのですが、
ここでのボランティア活動では
聞く人のことを考えて演奏ができる、ということ。
Sさん:学生時代は、課題やテストのために練習したりすることが多く、自分が上手くなるために弾く、という感じで「人のために弾く」という経験がなかったので、とてもいい経験になっています。あ、もちろん仕事でも、お客さんことを考えて弾いてますけど(笑)。
毎月1,2回の演奏活動ですが、曲選びなどで気をつけていることは?
Yさん:みなさんが口ずさみやすい曲を探しています。音程が高すぎたりしても歌いにくいので、その場合は調整したりしています。
Sさん:いい曲でも歌詞がそぐわなかったり、有名な歌だと思ってもあまりみなさんが知らなかったり。試行錯誤してます!
なるほど。いろいろと曲選びにもいろいろ工夫があるようです。
最後に、これからボランティアを始めようかと考えている人へのメッセージを。
Sさん:なんでも、動き始めなくちゃ分からないと思うんです。動けば、後ろに戻ることはないので、あとは前に進めばいいので。
Yさん:(このボランティアは)Sさんに誘われて始めたのですけど、私は「何かチャンスがきたらとりあえず乗ろう」という主義。なんとかなるもんです。
終始笑顔の絶えないおふたり。
肩に力をいれずに、自然な形でボランティアをしている姿がとても印象的でした。
(う)
今日はもう一組について、ご紹介します。
現在、高齢者施設で、月に1、2度バイオリンとピアノの演奏のボランティアをしている
YさんとSさんです。
おふたりは昨年春、同じ音楽大学を卒業し、今はそれぞれフリーで音楽活動をしています。
今回のボランティア活動を始めたきっかけは?
Sさん:音楽には、人を元気にする力があると思うんです。というのは、前に、保護観察官をしていた祖母の勧めで、実家の近くの病院でピアノを演奏したとき、患者さんがとても喜んでくれたのです。それで、卒業後も何かできないかと思って、ボランティアセンターに相談に行ったのがきっかけです。
Yさん:Sさんとは、学生時代、バイオリンの伴奏をしてもらったことがきっかけで知り合いましたが、ときどき顔を合わせる程度。でも、卒業後、Sさんから施設で一緒に演奏しないかと誘ってもらい、それまでもサークルの仲間と施設で演奏したりしていたので、いいよ〜ということに。
おふたりとも、学生時代からごく自然にボランティア活動をしていたようです。
今からちょうど1年ほど前に、ボランティアセンターに相談に来られ、高齢者の方々が集まるデイサービスセンターをご紹介しました。
ここ(デイサービス)でボランティアを始めて良かったことは?
と聞くと、間髪いれず、
「いっぱいあるよね」との答え。
例えば?
Sさん:反応がとてもいいので、喜んでくれているのが分かるんです。
Yさん:あれが聞きたい!などとも言ってくださるしね。
今はプロとして演奏活動もしているお二人。
仕事での演奏活動との違いは?
Yさん:仕事では結婚式やイベントのBGMとして演奏することも多いのですが、
ここでのボランティア活動では
聞く人のことを考えて演奏ができる、ということ。
Sさん:学生時代は、課題やテストのために練習したりすることが多く、自分が上手くなるために弾く、という感じで「人のために弾く」という経験がなかったので、とてもいい経験になっています。あ、もちろん仕事でも、お客さんことを考えて弾いてますけど(笑)。
毎月1,2回の演奏活動ですが、曲選びなどで気をつけていることは?
Yさん:みなさんが口ずさみやすい曲を探しています。音程が高すぎたりしても歌いにくいので、その場合は調整したりしています。
Sさん:いい曲でも歌詞がそぐわなかったり、有名な歌だと思ってもあまりみなさんが知らなかったり。試行錯誤してます!
なるほど。いろいろと曲選びにもいろいろ工夫があるようです。
最後に、これからボランティアを始めようかと考えている人へのメッセージを。
Sさん:なんでも、動き始めなくちゃ分からないと思うんです。動けば、後ろに戻ることはないので、あとは前に進めばいいので。
Yさん:(このボランティアは)Sさんに誘われて始めたのですけど、私は「何かチャンスがきたらとりあえず乗ろう」という主義。なんとかなるもんです。
終始笑顔の絶えないおふたり。
肩に力をいれずに、自然な形でボランティアをしている姿がとても印象的でした。
(う)